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ヒップアップに励み関東大会グランプリ獲得の31歳 「週1回、50分」のみの筋トレでも結果を出す

眞下莉奈さん4月29日(月)、市川市文化会館にて『モデルジャパン2024関東大会』が開催され、眞下莉奈(ましも・りな/31)さんがミス・モデルジャパン部門、レディースクラスでグランプリに輝いた。

【大会写真】眞下莉奈さんが作り上げた美しいくびれラインとヒップ

コンテストデビューとなった今シーズン。同月に開催された埼玉大会では早速準グランプリを獲得。着実にステップアップを遂げているにも関わらず、悔しさを滲ませる。

「埼玉大会ではグランプリを逃してしまったので、"今度こそ"という気持ちで臨みました。ビキニの色や髪型も変更し、今回は可愛らしさを意識しましたね。初戦は右も左も分からない状態だからこそのワクワク感がありましたが、今回は少しプレッシャーも感じていたんです。全力を出し切れたとは言い切れないですし、満点優勝が出来なかったことへの悔しさも残ります」

トレーニング歴は1年未満だという眞下さん。コンテスト出場のきっかけは昨年9月に開催された前橋大会の観戦だったという。

「トレーニングを始めて1ヶ月ほど経った頃、ジム仲間を応援するため、前橋大会の観戦に行きました。その時に、私と同世代の方々が引き締まった身体でポージングしている姿が目に飛び込んできて。素直にかっこいい、こんなに素晴らしい世界もあるのかと感銘を受けました。それと同時に挑戦意欲もどんどん湧いてきて。コンテストに出るためのトレーニングを始めました」

初のコンテストシーズンを迎えた眞下さん。今大会はヒップアップとウエストラインの強化に励んできた。

「お尻のボリューム不足は大きな課題だったので、体重を増量させながらヒップアップトレーニングを行いました。ウエストは腹筋を中心に女性らしい身体作りを意識しましたね」

短期間で完成度の高い仕上がりを見せた眞下さんだが、驚くのはトレーニング時間の"短さ"だ。

「本格的な筋トレは週1日50分のみ。その他は自宅でのストレッチやヨガマットでできる簡単なエクササイズに取り組む程度でした。ただ、限られた時間だからこそ集中しましたし、自宅でのメニューもトレーナーさんに考えて頂きました。たとえトレーニングに割く時間が短かったとしても成果を出せることを証明したい気持ちは強かったです。ただ、過度なストレスはかけないことは終始意識していましたね。大会2ヶ月前からはタンパク質多めの食事管理をしましたが、"お菓子は1口だけならOK"などマイルールを決めて取り組みました」

トレーニングを通して自分に自信がつき、身体を動かすことの楽しさを知ったという眞下さん。ここまで見事なスタートダッシュを切り、着々と実績もつけてきた。そんな中、眞下さんは11月に控える日本大会を早くも見据えている。

「トレーニングを始めた時、トレーナーさんから"必ず日本大会の決勝に連れて行く"と言って頂いたんです。いつもサポート頂いているトレーナーさんのためにも日本大会のサッシュを獲得するという形で恩返しをしたいです!」

目標を達成するための強い気持ちと高い集中力で日本大会までどこまで身体作りの底上げができるか。注目必須の新選手だ。

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取材:池田光咲 撮影:夏目英明

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