5月12日(日)、倉敷市民会館にて『ベストボディ・ジャパン2024岡山大会』が開催され、長川泰子(ながかわ・やすこ/54)さんが、ベストボディ・ジャパン部門、クイーンクラスでグランプリに輝いた。
【大会写真】「背中も美しい!」長川泰子さんの美背中&ヒップ(写真5枚)
スキーにダイビング、ゴルフに社交ダンスと、多趣味を極める長川さん。今年の初戦は、ベストボディ・ジャパン岡山大会だ。
「今回は、去年から挑戦しているトレーニング方法のおかげで、最高のパフォーマンスができたと思いました。美姿勢に進化したボディを評価いただけて、本当に嬉しかったです。改善・課題はまだまだありますので、これからの進化が楽しみです!」
長川さんは7年前、横断歩道で車に轢かれ、右足首を骨折。病院の鏡で、入院生活によって筋肉が落ちた自分の姿を見て、ゾッとしたという。
「退院後、リハビリも兼ねて筋トレとダイエットを始めました。しかし、食べないダイエットだったので、リバウンドを繰り返し、大好きなファッションもできなくなってしまって……。辛く感じていたときに、ムキムキになったり、日焼けをしたりしなくてもいい『ボディコンテスト』の存在を知り、大会出場を目標にダイエットを頑張ってみようと思ったのです。その後、ローファットダイエットで17kgの減量に成功しました」
ゴリゴリに筋トレを行っていた長川さんは、アウターマッスルが先に働き、インナーマッスルが働きにくい状態で、ボディコンテストでのステージングが思うようにいかなかったそうだ。
「私にとって、身体を固めて行うウエイトトレーニングは、ベストボディ向けの美姿勢をつくるのに向いていないのかもしれない……。そう思い、去年から思い切ってウエイトトレーニングを止めることにしました!現在はトレーナー指導の下、自重のトレーニングをメインに行っています。今年に入ってから身体が変わりはじめ、フォルムが女性らしくなり、インナーマッスルも使えるようになってきました」
長川さんは現在、パーソナルトレーニングで『地味トレ』と呼ぶ自重トレーニングを行っている。
「週に2回、1時間ほど行っている地味トレは、汗をかかない程度のトレーニングです。普段からの姿勢・歩き方を意識し、積み重ねなければ、ステージングで上手く立ち振る舞えませんから、自宅で内転筋を鍛えるスクワットなどは毎日行っています。『美ボディは一日にして成らず!』だと痛感するところです」
ボディメイクを通じ、自身の身体と生活の豊かさが激変したという長川さん。
「たくさんの方からいただいた『ボディラインが変わったね』の言葉が、とても嬉しかったです。トレーナーの勧めで、社交ダンスも始めました。ボディメイクと趣味を通じ、多くの仲間との交流が増え、楽しい毎日が過ごせて幸せです。私の頑張りが、応援してくださるみなさんの励みにもなっているようなので、これからもコツコツ努力し続けます。より進化して、日本大会の決勝に残るように頑張ります!」
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取材・撮影:山口夏織