2020年11月29日(日)に東京・品川区立総合区民会館(きゅりあん)にて開催された「ゴールドジムジャパンカップ」。2020年を締めくくる熱い戦いを全選手の写真とともにお届けする。
ボディビルで最も注目された階級は75kg以下級。JBBF日本選手権ファイナリストの加藤直之選手、嶋田慶太選手が出場した。日本選手権の中止が発表されたなかでゴールドジムジャパンカップの開催が決定し、加藤選手は「試合に出たほうが身体の完成度を上げられることを考えて、出場することに決めました」と今大会の出場を決めた。嶋田選手は当日の塩分調整がうまくいかず仕上がりが満足いくものではなかったと話していたが、ファイナリスト2名の闘いは会場を沸かせた。
65kg級では2019日本クラス別選手権3位の内野充選手が、2019ジュニアボディビル王者の五味原領選手などを抑えてオール1位票を獲得し、この階級を制した。大型ビルダーが集結した75kg超級では25歳の若手である寺山諒選手が優勝した。寺山選手は2018年の東京選手権でメンズフィジークに出場し、予選落ちした際に鈴木雅選手にボディビルへの転向を進められ、2019年東京オープンでボディビル75kg超級で優勝した選手だ。今後が楽しみな選手だと大会後に鈴木選手も話していた。
ジュニアでは敢闘賞も獲得した本間大地選手が、マスターズでは土金正巳選手が優勝した。各カテゴリーの出場選手の写真は以下に掲載。
※写真をクリックすると拡大できます
オーバーオール優勝
ボディビル 65kg以下級
ボディビル 75kg以下級
ボディビル75kg超級
ボディビルジュニア
ボディビルマスターズ
撮影:中島康介
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