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木くずから日本一の花を作る村でミス日本みどりの大使がカーネーションを咲かす【ミス日本便り】

長野県でも人口が特に少なく600人程度しかいない北相木村では、村の女性が集まって木の花の制作と技術向上、ブランド構築に取り組んだ結果、全国一といわれる造形の美しさとクオリティを誇る産業に発展しました。

2019年にはウッドデザイン賞を受賞するなど各賞も受賞しており、全国各地からプレゼントや胸章、ウェディング引き出物などの注文が相次いでおり、さまざまな晴れの舞台に用いられています。

今回初開催となるキノハナマイスター養成講座では、技術だけでなく使われる村の木の伐採現場や、そもそも木くずがどうして生まれるのかを木工所で見学するなど、村の背景から学んでいきます。

【写真】ミス日本みどりの大使がカーネーションの花束を作る

キノハナとは、木材加工の際にでるカンナ屑を使って、バラやカーネーションなど「木の花」を作る取り組みです。

2025ミス日本みどりの大使の佐塚こころさんが、長野県北相木村のキノハナマイスター養成講座に参加しました。

技術講習ではベテラン制作者の指導を受けながら、基本となるカーネーションの作成をしていきます。なかなか言われた通りに作るのは難しく、ベテラン職人の技術が一朝一夕ではないことを感じます。

佐塚さんはカーネーションの花束、そしてフラワーボックスを苦労して完成。ベテラン職人の指導のおかげもあって、大変見栄え良く満足な出来となりました。

佐塚さんの地元長野県から全国に誇る取り組みがあること、そして木の使い方の幅を学ぶ機会となりました。

ミス日本みどりの大使の佐塚こころさん

文・写真提供:一般社団法人ミス日本協会


ミス日本コンテストは、日本人らしい美しさを備えた女性を育成・輩出し、より良い社会を築くことを目指しています。1950年に第1回が開催されており、日本で最も歴史と伝統のあるコンテストです。審査では外見に加えて、教養などの内面や、将来の目標への努力といった行動を重視しています。大会の特徴として、出場するファイナリストたちには日本の歴史や道徳、浮世絵やお能といった文化、メイクやスピーチなどを始めとする30講座にも及ぶ勉強会が提供されており、育成の性格を持ったコンテストとして知られています。ミス日本出身者からはこれまで文化、芸術、学問、ビジネス、政治、アナウンサーや女優、モデルなど様々な分野で活躍する女性を多く輩出しており、受賞者それぞれが願う分野で活躍しています。
公式サイトはこちら https://www.missnippon.jp/

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