コンテスト

トップビルダーが実践する最強の筋トレメニューに挑戦|日本屈指のバルク派ジュラシック木澤の腕トレ編①

“令和の怪物”相澤隼人選手が武者修行として、先輩トップビルダーのトレーニングルーティンに挑戦するという月刊ボディビル誌の名物企画、ガチンコトレーニングバトル。今回は、日本屈指のバルクを持ち、今もなお進化し続ける〝ジュラシック〟こと、木澤大祐選手。木澤選手といえば非常に大きな筋肉を持っていることで有名だ。その中でも上腕二頭筋の大きさ、形で右に出るものはいない。今回はその上腕二頭筋を作り上げたメニューを「腕」というトレーニング分割で教えてもらった。まずはネガティブ動作で効かす『ワンハンド・ダンベル・プリチャーカール』から実践。

取材・文_月刊ボディビルディング

ワンハンド・ダンベル・プリチャーカール

プリーチャー台を逆にして、ワンハンドで行う。上腕二頭筋の種目といえば、下から持ち上げるイメージが強いと思うが、この種目でのスタートポジションは上になる。トップポジションでは、前腕を地面に対して垂直にして脱力する。そこからボトムポジションに移行する時、つまり前腕が傾き始めたら力をいれ、耐えるようにゆっくりと降ろす。また、ダンベルを降ろす際に、身体も軽く被せるようにすると肘の負担も軽減され、かつボトムでの切り返しで力が入りやすくなる。

1、2のリズムで降ろし、ボトムで軽く止め、その後の3で一気に力をいれ、切り返す。3の切り返しでは、身体が後ろに行かないように注意する。この時、身体が先行して後ろに行ってしまうと肘の負担が大きくなり、怪我のリスクも増えてしまう。トップに戻ってきたら再び脱力し、1のリズムから再スタートする。

木澤大祐(きざわ・だいすけ)
1975年1月9日生まれ
身長:170cm 体重:82㎏(オン)92㎏オフ
「ジュラシック木澤」のニックネームで親しまれる日本屈指のバルク派ビルダー。日本選手権には16年連続出場。2017年、名古屋市内に「ジュラシックアカデミー」をオープン。
1995 日本ジュニア選手権優勝
2003 ジャパンオープン選手権優勝
2008、2019 日本選手権4位
2014、2015、2019 日本クラス別選手権85㎏級優勝

相澤隼人(あいざわ・はやと)
1999年10月21日生まれ。神奈川県出身。身長164㎝、体重71kg(オン)83kg(オフ)
2015~2017 全国高校生選手権優勝
2017 日本ジュニア選手権優勝 世界ジュニア選手権75kg 級5位
2018 全日本学生選手権優勝
2019 東京選手権優勝 日本クラス別選手権70kg級4位 全日本学生選手権優勝 日本選手権9位

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佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手