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【SBC】58歳部長は脱いでもすごかった!肉体美大会で満点優勝

「ボディコンテストの大会自体は1日で終わりますが、そこに至るまでに半年、最低でも3ヵ月くらいは食べる・動く・寝るという、人間が生きていく根幹のところをコントロールしないとステージにはなかなか立てません。その意味では、自分自身の生き方が、そのままステージにつながる。コンテストに出ているのは、そこに魅力を感じているからだと思います」

本業は、スポーツや文化施設の運営・管理会社勤務。
「普通のサラリーマンです。会社でコンテストの話はあまりしないので、同僚たちも『あの部長、こっそりやってるらしいよ』というくらいしか知らないと思いますよ」
本人は謙遜するが、出社前の朝7時から30分間のジムワーク、さらに昼休みもジムに戻って水泳や筋トレにいそしむ部長の姿は、きっとキャッチされているはず。

こうしたトレーニングやコンテスト出場の経験を活かし、健康フィットネスアドバイザーとして人々の健康づくり、体づくりにも携わる。そんな新谷選手が自身のトレーニングに関して、毎年決めているコンセプトがある。「自分史上最高」がそれだ。

「1位を取ることはもちろん嬉しいけど、順位で気持ちを上げたり、下げたりするのではなく、コンテストはあくまで自分との闘い。自分自身を毎年更新していこうと思いながら日々のトレーニングやコンテストにのぞんでいると、日常の行動や自分の生きざまが整っていくような、そんな気持ちにもなります」

今回のクラス別優勝で、12月に開催されるチャンピオン大会『TOKYO FINAL』への出場権を得た。スーパーボディ日本一を決める晴れ舞台でも、人間力たっぷりのステージングを見せてくれることだろう。

取材・文:藤村幸代 写真:FITNESSLOVE編集部、Super Body Contest事務局


執筆者:藤村幸代
スポーツとカラダづくりを中心にカルチャー、ライフ、教育など多分野で執筆、書籍構成・プロデュースを行っている。神奈川県横須賀市出身、三浦市在住。


 


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