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【SBC】美ボディ大会パーフェクト女王は配送会社勤務の2児の母!

新興ボディコンテスト『Super Body Contest(SBC) SAITAMA00』が3月20日(土・祝)、埼玉県・所沢市民文化センターミューズマーキーホールで開催され、男女のエントリー選手が2つのカテゴリー、全12クラスに分かれ競い合った。

SBCは「エンターテイメント性の高い演出のなか、鍛えられた肉体美、美しく磨かれた健康美を競う」コンテストとして2019年8月にスタートし、全国で8大会を実施。昨年は新型コロナウィルス感染症の影響により全16大会が自粛となったが、ニコニコ生放送とのコラボで業界初のヴァーチャルボディコンテスト『♯ニコ生でスパボ』を成功させるなど、歩みを止めず活動を続けてきた。

「SBCにとって特別な1年」と位置づけられた今年は、全国で15のリアル大会プラス昨年同様『♯ニコ生でスパボ』などが予定されているが、その記念すべき幕開けとなったのが今回のSAITAMA大会だった。

出場した、のべ約110名の中には、昨年と合わせて“2年分のモチベーション”を抱いて参加した選手も多く、コンテストは実力伯仲の熱戦に。予定時間を大きく超えるほどステージングも審査も熱を帯びるなか、ついに全12クラスの優勝者、そして各クラス1位の中から男女1名ずつの総合グランプリ『Champion of The Show』が決定した。

受賞者のなかで予選からスペシャルな存在感を放っていたのが、『SBC WOMEN』部門のMONARCHクラス(40~49歳)を制し、女子の『Champion of The Show』も受賞した三田慶依(みた・けい/41)選手だ。“黄金比率”と形容したくなるようなプロポーションと優美な立ち姿、ポージングで『SBC WOMEN』部門ではただ一人、500点満点を獲得した。

「2019年の第1回大会にも出させていただきましたが、6位という悔しい結果に。リベンジと挑戦の意味で出場した昨年の『♯ニコ生でスパボ』でも4位に終わり、自分の甘さを痛感しました」

今回の“再リベンジ”で彼女が一番見直したのが食生活だったそう。
「トレーニングはもともとすごく好きでしたが、食事のほうは…。私はジャンクフードがすごく好きなので、まったく食べないのではなく、食べるとき、食べないときのメリハリつけるなど、自分のなかでルールを決めました」
食生活の工夫・改善プラス、筋トレメニューの刷新により肉体美のレベルをワンランク上げ、見事リベンジを果たした。

ふだんの仕事は意外にも「運送会社で普通に荷物の配送をしています」。中学1年と小学5年、娘2人の母でもある。「最初はビキニ姿でのコンテスト出場に『えーっ』とイやそうにしていましたが、今では家族みんな応援してくれています」

振り幅の大きいライフスタイルも魅力の三田選手。12月に開催されるチャンピオン大会『TOKYO FINAL』での優勝を目指し、その肉体美に磨きをかけていくつもりだ。

背番号18番。真ん中の黒いビキニが三田選手

取材・文:藤村幸代 写真:FITNESSLOVE編集部、Super Body Contest事務局


執筆者:藤村幸代
スポーツとカラダづくりを中心にカルチャー、ライフ、教育など多分野で執筆、書籍構成・プロデュースを行っている。神奈川県横須賀市出身、三浦市在住。


 


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