5月31日(日)に開催された『マッスルゲート福島大会』で、ドリームモデル158cm以下級、ドリームモデル40歳以上、ビキニフィットネスマスターズ、ビキニフィットネス一般の4部門で優勝を果たした松本恵子(まつもと・けいこ)さん。現在はパーソナルトレーナーとして活動する松本さんだが、筋トレを始めたきっかけは「身体を変えたい」ではなく、「心を強くしたい」という思いだった。
【写真】松本恵子さんの細いウエストとヒップのギャップで魅せるバックポーズ

筋トレを始めた頃、骨折を経験!?
「子育てで一喜一憂して、落ち込んだり悩んだりしたときに『筋トレで心を鍛える』という本を読みました。メンタルが強くなるかもしれないと思って、トレーニングを始めました」
そう振り返るのは、マッスルゲート福島大会で4冠を達成した恵子さん。
今回出場したのは、ドレスやヒールを用いて女性らしい美しさや表現力を競うドリームモデル、そして筋肉のバランスや美しいアウトラインが求められるビキニフィットネスという2つの異なるカテゴリーだった。
求められる身体や見せ方が違う競技で頂点に立った瞬間、自然と涙があふれたという。
「審査基準の違うドリームモデルとビキニフィットネスにエントリーする挑戦だったので、4冠を取れたときはうれしくて涙が出ました。諦めないで挑戦して良かったと心から思いました」
現在では週6日、1回1時間半〜2時間のトレーニングに励む松本さん。しかし、始めた当初には大きな失敗も経験した。
「筋トレを始めたばかりの頃、デッドリフトを見よう見まねで行っていた際に、肋軟骨を骨折しました」
その経験もあり、現在はパーソナルトレーナーとして正しい身体づくりを伝える立場にもなった。
ウエストを細くすることでお尻のアウトラインを強調
好きなトレーニング部位は肩。
「腕や僧帽筋に入ってしまわないように、肩の収縮がしっかり分かる重量を扱うことや、常にフォームを確認しながら行っています」
ステージで評価される身体を作るために、全体のバランスにもこだわる。
「私は下半身の筋肉が付きにくく、お尻も小さいので、上半身と下半身のバランスを常に考えています。またウエストを細くすることで、お尻までのアウトラインにメリハリが付くよう意識しています」
身体を鍛えることは、見た目だけではなく考え方も大きく変えた。
「目標に向かってやり切る強さができました。年齢や環境のせいにしてネガティブになったり、やる前から諦めることもなくなりました。なんでも前向きに挑戦しようと思えるようになりました」
コンテストでは美しさを追求する一方で、最終的に目指すのは“ずっと元気に動ける身体”だ。
「見た目の美しさや鍛えられた身体、コンテストで求められる身体づくりになってしまいます。でも最終的には、人に評価されるためではなく、実用的に元気に動ける身体づくりを目指したいです」
トレーナーとして多くの女性を見てきたからこそ感じることがある。
「トレーニングしている女性はいくつになっても若々しいです。年齢を聞いてびっくりすることもあります」
そして、同じように挑戦する女性が増えてほしいと願う。
「トレーニングに限らず、目標を持つこと、理想に向かって頑張ること、諦めないこと。それが若さの秘訣で、皆さんイキイキしているんだと思います。そんな女性がますます増えてくれたらうれしいです」
【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。
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取材・文:FITNESS LOVE編集部 撮影:北岡一浩










