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四国のビキニ女王、その美ボディは給食で作られた!?

「私、仕事が“給食のおばちゃん”なんです」

そう語るのは、マッスルゲート四国大会ビキニ35歳未満158㎝以下級で優勝を果たした石川真由選手。コンテストに出場するのは今回が初めで、トレーニング歴は2年。ダイエット目的でジムに通うようになったのがそのきっかけだった。

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マッスルゲート四国大会ビキニ35歳未満158㎝以下級優勝の石川真由選手

しかし、コンテストに出場するとなると、ダイエット以上のハードな減量が必要。初めて減量するにあたり、石川選手には不安な材料が。それは、昼食が「給食」であることだ。

「給食センターではなく、小学校に調理室があって、そこで作っています。お昼は給食になるので、3食全てが減量食というわけにはいかなかったんです。だから、お昼ではカレーも食べればコロッケも食べました」

そのため、摂取カロリーは朝食と夕食で調整。家族の食事とは別に、玄米と鶏むね肉などの自分用の減量食を用意。給食がカレーの日は、それだけだとタンパク質の摂取量が少ないため学校にプロテインを持参した。

「朝8時から夕方4時くらいまでは学校にいます。私は結婚していて子どもが2人いるんです。学校から帰って、子どもたちの送り迎えが終わってからジムに行って、 みんなが寝静まるころに自宅に戻って、朝はみんなが起きる前に起きて、仕事に行って…という日々を繰り返していました」

そんな生活を送っていた石川選手の支えになったのが家族の応援と、そしてもうひとつ。

「しっかり食べないことには身体も作れません。そもそも給食って栄養バランスが整っているんです。給食をしっかりと食べていたので、最後まで頑張れました」

結果、4カ月で約7kgの減量に成功。デビュー戦とは思えない堂々としたステージングを見せ、見事に優勝を勝ち取った。

「コロナ禍でなかなか習いに行くこともできなかったので、ステージングはほぼ独学です。新居浜のゴールドジムでポージングセミナーが開催された際に受講していました。3月に大澤直子さんのセミナーが開催されて、(直接教わったのは)それが最初でした」

今回優勝したことで12月のゴールドジムJAPAN CUPへの参加にも意欲を見せる石川選手。次はJBBFの大会に出場したいという。

「8月29日の四国選手権に出たいと思っています。その日は私の誕生日で、また安井友梨さんがゲストポーザーなんです! 実際にお会いできるのなら是非私もその大会に出たいと思って。今からすごく楽しみです」

(取材:藤本かずまさ 撮影:中島康介)

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執筆者:藤本かずまさ
IRONMAN等を中心にトレーニング系メディア、書籍で執筆・編集活動を展開中。好きな言葉は「血中アミノ酸濃度」「同化作用」。株式会社プッシュアップ代表。


 

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佐藤奈々子選手
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