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トップビルダーも驚いた!加圧サイクルの新デバイス「KAATSU® Cycle2.0」の実力

※「KAATSU」のロゴマークおよび「加圧サイクル」「加圧トレーニング」「加圧ウェルネス」「加圧トレーナー」「加圧ウォーク」は、KAATSU JAPAN株式会社の登録商標です。

加圧トレーニング®専用機器の新デバイス「KAATSU Cycle2.0」がリリースされた。名刺ほどのサイズのこのデバイスの“実力”はいかなるものなのか。ボディビルダー鈴木雅選手、加藤直之選手の両選手が加圧トレーニング®の発明者であり医学博士の佐藤義昭先生のもとを訪れた。

加圧トレーニング®とは?

加圧トレーニング® とは「適切に血流を制限した状態で行うトレーニング方法」のこと。軽い負荷でも高負荷のトレーニング以上に乳酸を発生させ、その結果、筋肥大や骨の生成、免疫力のアップなどに関わる成長ホルモンの分泌が活性化される、低負荷・短時間でも大きな効果が得られるトレーニング方法だ。この加圧トレーニング® は専用の機器を使用し、上腕二頭筋の基部や大腿部の基部に適切な圧をかけながら行う。その専用機器の自動制御による加圧サイクル® 機能を用い、加圧・除圧を繰り返しながら行うトレーニングが加圧サイクル® トレーニングである。そしてこのたび、専用機器に第2世代の新デバイス「KAATSU Cycle2.0」が登場。この新デバイスを体験すべく、加圧トレーニング® の発明者であり医学博士の佐藤義昭先生のもとを日本が誇るトップビルダー鈴木雅、加藤直之の両選手が訪問。実際に装着してトレーニングを行った。

「KAATSU® Cycle2.0」

単行本ほどの大きさがあった第1世代のデバイスと比較するとサイズはかなりコンパクト。スマートフォンよりも小さく携帯にも便利で、時と場所を選ばずに成長ホルモンを獲得できる。チューブの長さも約70㎝と従来のものより短く、また本体はネックストラップがあれば首からぶら下げることも可能。上から何か1枚衣服を羽織れば見た目の違和感もない。「時と場所を選ばずに」というのは決してオーバーな表現ではなく、これがあればデスクワーク中や新幹線などでの移動中でも加圧サイクル® モードでウォーミングアップができる。また、第1世代モデルとの大きな違いとなっているのがベルトの薄さ。この新モデルは脚に装着した際も、がに股にならずに普通に歩け、さらにはエアロバイクを漕いだり、クローズスタンスのスクワットやレッグエクステンションなどのトレーニングを実施するとき、通常のトレーニングと同様、膝に違和感なく行うことが可能となっている。

鈴木選手と加藤選手が体験

二人はまず加圧サイクル® モードで腕、脚の順にウォーミングアップ。佐藤先生によると、腕には脚よりも多くの毛細血管、神経が走っており、

「腕をやることで脳に刺激が最も行き、先に脳を刺激するため、腕から行う」のだとか。「だから、『どうもトレーニングのやる気が起こらない』というときも、この方法でウォーミングアップを行えばやる気が出てきます」(佐藤先生)

トレーニングは「胸」からスタート。圧は腕のトレーニングの最大圧の半分に設定。腕のトレーニングの圧を「300」で行う人の場合は「150」に設定する。今回はあくまで筋量が多いトップアスリート向けとして、その種目を完遂するまで除圧しない加圧トレーニング® で実施された。種目はチェストプレスで、重量設定はわずか30㎏。トップビルダーにとっては軽すぎる重量ではあるが、ベンチプレスの強さには定評がある加藤選手が50レップほど行うと1セット目で胸がパンパンに。続いて鈴木選手もトライ。低負荷だけに、通常のベンチプレスでは動作中に違和感が走る左肩もスムーズに使えたという。

「この方法だと肩や肘に痛みが走ることはありません。肩が痛くてベンチプレスができないという人にはおすすめです」(佐藤先生)

続いては「腕」。圧を設定して、マシンの重量は上腕三頭筋が23㎏、上腕二頭筋は15㎏。「胸」と同様、こちらも両選手とも1セット目で乳酸が溜まり、腕に強いパンプ感を得ていた。

「こんなに軽い重量で効かせることができるのは、一般的なトレーニングではまずあり得ません。加圧トレーニング® は関節に大きな負担がかからないので、何歳になってもできるトレーニングと言えます」(佐藤先生)

脚トレでも

最後は「脚」のトレーニング。昨年6月に左膝を手術した鈴木選手はレッグエクステンションを行うにも“恐る恐る”といった状態だったものの、2セット目からは可動範囲も広くなり「しばらく怖くてやっていなかったですけど、これはやったほうがいいですね」。加藤選手も25㎏のスクワットに悶絶。かなり軽い重量ながら、強烈な刺激を感じたようだった。

「圧を抜かずに行う加圧トレーニング® を今回初めて体験したのですが、強度が高いです。風船のように筋肉が張る感覚がありました」(加藤)

「昨年11月くらいから膝に少し痛みが走るようになり、怖くてリハビリも避けていたんですが、今日は全く痛くありませんでした。だから、加圧トレーニング® は痛いときこそやったほうがいいのかなと思いました」(鈴木)

まとめ

「加圧トレーニング® は重量が軽くて済むので、『怖さ』を感じずにできます。腰痛になるとロウイング動作も怖くてできなくなるものですが、重量を軽くすると安心してできますからね」(佐藤先生)

トップビルダーが実感した新デバイスによる加圧トレーニング®の効果。高重量トレーニングを実践してきた二人も、新たな刺激を得られたようだった。

佐藤義昭(さとう・よしあき)
1948年、東京都生まれ。加圧トレーニング発明者。医学博士。66年、法事で正座をしていて加圧トレーニングを思いつく。以後、自らの体を実験台に加圧トレーニングを実施し、その方法論の原型を構築。83年、ノウハウを確立し、さらなるスキルアップと研究に没頭。93年、加圧トレーニングに関する国際特許出願及び取得。95年、東京大学をはじめとする多数の大学・研究機関との共同研究を開始し、研究結果を各学会で発表。2004 年、日本加圧トレーニング学会を発足。2014年、KAATU GLOBAL 社をアメリカに設立。同年、ハーバード大学医学大学院KAATSU 研究センターでの研究がスタート。

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KAATSU Cycle2.0に関するお問い合わせ

mail/info@kaatsu-wellness.com Tel.090-8406-3459
加圧ウェルネス株式会社 〒151-0053 東京都渋谷区代々木5-66-3
Tel.03-5465-2626 Fax.03-5454-2324

[IRONMAN2020年4月号より]

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佐藤奈々子選手
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