失禁!? 高強度すぎる木澤大祐の脚トレ

圧倒的なバルクを誇る、ボディビルダー木澤大祐選手。2019年日本ボディビル選手権では2008年以来、自身最高位に並ぶ4位入賞を果たした。脚のトレーニング中には失禁したとの噂。果たしてその高強度トレーニングとは?

今でも失禁!?

木澤大祐選手の都市伝説的な逸話があるとかないとか。その真実に迫ります !ということでカメラマンにしてライターの岡部みつる氏が取材したところ下記のような回答が得られました。

Q.トレーニング中に失禁したというのは本当ですか?

木澤 つい最近の話です。脚トレ後にストレッチしてたら、全身に力が入らなくなって失禁してしまいました(笑)。それも、チョロではなくジョーって感じで、パンツがビチャビチャでした。でも、感覚が麻痺していて漏れているのに気がつきませんでしたね。上半身は、なかなかそこまでいかないですね。上半身の場合は、やった部位がつりまくる感じですね。ナチュラルのトップ選手は、みんなそこまで追い込むのは当たり前じゃないですか。鍛えて刺激与えるのは当然で、そこからどこまで追い込めるかっていう話です。『どこまで無茶できるか?』ですね。でも、テクニックあっての無茶であって僕は絶対にフォームを崩しません。無茶苦茶な無茶じゃないわけですよ。フォームを無視して追い込んで得られるのは、心肺機能の酷使か、補助筋が参加し始めての動作続行で本来のターゲットを追い込んでいませんから、待っているのはケガか体力的疲労です

というわけで木澤大祐選手の気になる脚トレをご紹介します。

トレーニングメニュー

●大腿四頭筋
❶レッグエクステンション ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4セット
❷レバレッジスクワット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3セット
❸ハックスクワット(外側広筋上部狙い) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3セット
❹ナロースタンスレッグプレス(内側広筋と外側広筋と臀部狙い) ・・・・・3セット
❺バーベルスクワット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1セット
❻レッグスレッド(大腿直筋狙い、ハイレップで行う) ・・・・・・・・・・・3セット
バーベルスクワットは、好きだからということと、バロメーターとして行っている

●カーフ&ハムストリング
❶レッグカール(股関節から動かし臀部も使う) ・・・・・・・・・・・・・・・・・4セット
❷ルーマニアンデッドリフト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3セット
❸ワイドスタンスデッドリフト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3セット
❹スミスマシンブルガリアンスクワット ・・・・・・・・・・・・・・・・・3セット
❺レッグカール(膝関節のみで行うハムストリング狙い) ・・・・・・・・4セット
❻カーフレイズ(レッグプレスマシンで行う) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6セット

脚の太さ

右大腿囲 ・・・・・69cm
左大腿囲 ・・・・・70cm

右カーフ ・・・・・45cm
左カーフ ・・・・・45cm

脚トレについて(2020年1月取材)

ー脚はいかがでしょう?
木澤 最近明らかによくなっているのは、脚ですね。
ー以前、膝をケガをなされていたと伺いました。
木澤 3年ほど前に痛めました。レントゲン画像を見たら、膝蓋骨の上部が変形して尖っていたんです。尖っている部分の上筋肉が走っているので、擦れて炎症が起き、痛くてプレス種目は何もできなくなりました。その時期は軽めのエクステンションを20セットほど行い、それを何カ月か続けました。あるとき、「そろそろできるかな」と思い、ゆっくりプレスをしていたら、「メリッ!」という音がしました。また何かやらかしたと思い、病院に行きレントゲンを撮ったら、その尖ってる骨が折
れていたんです。折れて、尖がりがなくなり膝蓋骨が丸く戻りました(笑)。その後、全く痛くなくなりました。その骨は、どこかに行ってしまいました。それからは、完全復活です(笑)。奇跡ですよね。
ーその後のトレーニング内容にも、影響があったことと思います。
木澤 それをきっかけにレッグエクステンションを、よりやり込むようになりました。その中で、エクステンションで効かせる感覚は今までよりも格段に向上しました。現在は1種目は必ずエクステンションにしています。
ー脚のほかの種目はいかがでしょうか?
木澤 膝のケガ以来は膝への負担を減らしたいので、股関節周りへの筋肉をメインにしたプレス、特に大腿直筋で重さを受けるようにしています。フォームとしては骨盤の前傾をキープした状態でプレスをします。腰を反った状態をキープし、大腿直筋上部に重さを乗せます。股関節が詰まるような感じがし、これ以上しゃがめない状態が大腿直筋で支えているポジションです。それ以上深くしゃがむと負荷が抜けてしまいます。大腿直筋に効かすプレスは、ボトムポジションで股関節周りの筋肉で負荷を受けるので、膝の調子が悪いときにもオススメのフォームです。重心はできるだけ、かかと寄りに乗せます。

[IRONMAN2020年3月号では他の部位についてのインタビューも掲載]

木澤選手の高強度脚のトレーニングは、強度だけではなくこだわりもたくさんあるようです。

木澤大祐 きざわ・だいすけ
1975年1月9日生まれ
身長:170cm 体重:82㎏(オン)92㎏オフ
「ジュラシック木澤」のニックネームで親しまれる日本屈指のバルク派ビルダー。日本選手権には16年連続出場。2017年、名古屋市内に「ジュラシックアカデミー」をオープン。
主な成績
1995 ●日本ジュニア選手権優勝
2003 ●ジャパンオープン選手権優勝
2008、2019 ●日本選手権4位
2014、2015、2019 ●日本クラス別選手権85㎏級優勝

取材:木村卓二、岡部みつる 写真:上村倫代、岡部みつる 記事作成:IM編集部

 

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