8月7日(土)、愛知県蒲郡市は豊田自動織機海陽ヨットハーバー特設ステージで行われた「マッスルゲート愛知」大会は、三河湾に面した海がすぐそばの会場で、本場アメリカはベニスのマッスルビーチコンテストのような雰囲気の中行われた。本大会には‶パワー!”でおなじみ、東京ノービスボディビル選手権チャンピオンの筋肉芸人なかやまきんに君や、圧巻ボディでカテゴリー7冠を達成したスーパー高校生など、その活躍が注目されている選手たちが出場していた。女子カテゴリーもハイレベルな闘いであり、ここでは、ビキニフィットネス35歳未満158cm以下級優勝 橘智子選手に、15の質問に答えていただいた。
取材:FITNESSLOVE編集部 写真:中島康介
橘智子選手
トレーニングをはじめたきっかけ
学生時代の卒業研究がきっかけです.実験用マウスを解剖して,骨格筋肥大のためのサプリの研究に取り組んでおりました.研究室の教授と先輩方はトレーニング知識にも明るく,ご教授いただくうちに興味を持ちました.先輩方と研究の合間にトレーニングを楽しむことが習慣となり,社会人になっても継続しております.
ボディコンテストにでたきっかけ
仕事のストレスで痩せたことがきっかけです.昨年に転職して憧れの銀行員になることができました.充実感が増加した一方で,仕事の難易度も高くなりました.日々激務をこなすうちに無意識に体脂肪が減少していたようです.ある日,ゴールドジムのトレーナーの方々に「すごく絞りましたね!大会に出られるのですか?」とお声がけいただきまして「せっかく痩せたのだから大会に出てみようか」と思い立ったのがひょんなきっかけです.
なぜマッスルゲートに出場したのか
来年はJBBFの大会に出場したいので,ルールが等しいマッスルゲートを選びました.
学生時代にやっていたスポーツ
体操とラート(サーカス等で使用される大きな鉄の輪を動かすスポーツ)に取り組んでおりました.
現在の職業
銀行員です.
お仕事との両立
疲れていてもいなくても,仕事終わりにゴールドジムへ直行します.その習慣を崩さないようにしております.
ご家族の反応
大会を観に来てくださりました.応援していただいております.
普段のトレーニングメニュー
上半身の筋量が足りないと思っているので,肩と背中を重点的に取り組んでおります.
コンテストに向けてのトレーニングメニュー
普段のトレーニングメニューは変わらず,加えてポージング練習に取り組みました.ポージングでは長瀬陽子さんにお世話になり,レッスンはエレガントで充実したひとときでした.
トレーニングをしていてつらかったこととそれを乗り越えた方法
トレーニングでつらかったことは無いのですが,タンニングがとてもつらかったです.日焼けサロンで灼熱の中狭い空間に閉じ込められる時間がつらかったのですが,首から上を布でまとうことで頭部を冷やし,サングラスをかけて本を読み紛らわすことで乗り越えました.
トレーニングをしていて良かったこと
私が抱えている数々の体型に関するコンプレックスのうち5割以上を解消できたことです.ファッションも好きなので,お洋服をきれいに着られることが嬉しいです.
トレーニングでこだわっていること
正しいフォームで行うこと.どの部位の骨格筋が収縮しているか意識することです.
食事でこだわっていること
空腹は空腹として受け入れ,空腹を理由に食事をしないこと.栄養価が高くても美味しくないものは食べないこと.必要な栄養を美味しく頂くことにこだわっております.
コンテストに出て良かったこと
華やかなステージに立つ経験ができたこと.選手同士仲良く人脈ができたこと.選手の皆様の肉体美を近距離で観賞できたことです.
今後の大会での目標
1つ目は,自分に合ったカテゴリーを見つけることです.2つ目は,JBBFの大会で入賞することです.