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筋トレ初心者必見!ボディビル世界王者・鈴木雅が解説「腕を太くする種目の選び方」「腕トレの重量設定」

トレーニングしているわりには腕が太くならない、バランス的に腕が弱いなど、悩みを感じているトレーニーも多いのではなかろうか。ここでは鈴木雅選手が腕トレに関する疑問をQ&A 形式で解説。初級者~上級者まで、段階的に腕のトレーニングを紐解いていく。

取材・文:藤本かずまさ

▶「腕を太くするポイント」「腕トレの分割法」

種目はどのように選べばいいですか?

効かせやすい種目でいいと思います
「フォームが難しくなく、効かせやすい種目でいいと思います。例えばケーブルカールだったり、プレスダウンだったり。そういったベーシックな種目が導入部としてはいいと思います。ここで重要なのは、ターゲットにしている部位にしっかりと神経を伝達させるということです。神経伝達ができていないと、例えばバーベルカールを行ったとしても二頭筋を主導筋として使っているという感覚がなかなかつかめないと思います。言い換えれば、まずは動作に慣れることです」

重量設定はどのようにすればいいですか?

伸展・収縮の意識ができる重量でセットを組みましょう
「基本的にはしっかりと効かせられる重量、カールでしたら二頭筋の伸展・収縮がしっかりとできて、負荷をちゃんとかけられる重量に設定すべきです。負荷をかけられていないと、いくら重たい重量を扱っても筋肉の発達には結びつきません。
傾向としては、三頭筋の種目のフォームを間違える人はあまりいません。ですが、二頭筋は誤ったフォームで行っている人が少なくはありません。二頭筋のトレーニングはカールによって負荷を『上げる』という動作になります。自発的にカールを行わないと、二頭筋は使われません。ただの『上げる』という動作になってしまいます。カールは『上げる』のではなく、『力こぶをつくる』という意識で行います。この意識ができる重量でセットを組みましょう」

続けてお読みください。
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鈴木 雅
1980年12月4日生まれ。福島県出身。身長167cm、体重80kg ~83kg。株式会社THINKフィットネス勤務。ゴールドジム事業部、トレーニング研究所所長。2004年にボディビルコンテストに初出場。翌2005年、デビュー2年目にして東京選手権大会で優勝。2010年からJBBF日本選手権で優勝を重ね、2018年に9連覇を達成。2016年にはアーノルドクラシック・アマチュア選手権80㎏級、世界選手権80㎏級と2つの世界大会でも優勝を果たした。DMM オンラインサロン“ 鈴木雅塾”は好評を博している。


執筆者:藤本かずまさ
IRONMAN等を中心にトレーニング系メディア、書籍で執筆・編集活動を展開中。好きな言葉は「血中アミノ酸濃度」「同化作用」。株式会社プッシュアップ代表。

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佐藤奈々子選手
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