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“海の見える駅”山口県周南市出身の大妻女子大学4年属安紀奈さんがミス日本『海の日』に!「すごくご縁を感じました」

ミス日本「海の日」には大妻女子大学文学部4年の属安紀奈さん

ミス日本「海の日」には大妻女子大学文学部4年の属安紀奈さん

1月24日(月)、東京・新宿の京王プラザホテルで「第54回ミス日本コンテスト2022」が開催され、国際基督教大学教養学部3年の河野瑞夏さん(こうの・みずか=21)が受賞、またミス日本「海の日」には大妻女子大学文学部4年の属安紀奈さん(さっか・あきな=22)さんが受賞した。

日本でもっっとも古い美のコンテストとして50年以上の歴史を誇るミス日本。グランプリ以外にもミス日本「水の天使」「みどりの女神」「ミス着物」など各賞が選出され、受賞者は1年間、それぞれの役割に沿った普及・啓蒙活動などを行っていく。1996年から続くミス日本「海の日」は海洋業界への理解と関心を高める役割を担い、過去の受賞者にはプロボウラーの渡辺けあきさん(29・2013年度)らがいる。

今年度のミス日本「海の日」に選出された属さんは、山口県周南市出身。
「市内にある徳山駅は、日本でもかなり珍しい“海の見える新幹線の駅”です。私も帰省した時はいつもホームから海を見て、故郷に帰って来たと感じるので、今回『海の日』に選んでいただけたことに、すごくご縁を感じました」

【写真】山口県周南市出身、ミス日本「海の日」には大妻女子大学文学部4年の属安紀奈さん

実は泳ぐのは苦手で、マリンスポーツも「これからチャレンジしていきたい」という属さん。だが、ふだんはピラティスや自宅でのヨガに励み「特技は体力づくり」だそう。受賞後のインタビューで、属さんがフィットネスに取り組むきっかけを語ってくれた。

「私は学業と並行してモデルのお仕事もさせていただいているのですが、撮影では過酷な現場が多く、体調を崩してしまったり、強風でよろけてしまったりして、スタッフの方々に迷惑をかけた経験があって。悩んでモデルの先輩方に聞いてみたところ、皆さんトレーニングをされていたのです。そこで、私もやらなければと思い、2年ほど前からトレーニング、昨年からはピラティスを始めました」

自宅で朝ヨガに取り組むかたわら、継続して通うパーソナルジムでは重点的にヒップラインを鍛えているという。

重点的にヒップラインを鍛えているという属さん

「お尻を鍛えるようになって、気になっていた反り腰が改善されました。また、今回のスポーツウェア審査では身体にフィットしたウェアだったので、お尻の筋肉が出るようなポージングにもトライしました。そこはすごくアピールポイントになったかなと思います」

2年前の初挑戦ではファイナリストに選出。今回、努力が実り2度目のチャレンジで受賞を果たしたが、2年前と比べても心身ともに変化を実感しているという。

「以前は朝が弱かったのですが、朝ヨガから始まるとその日1日『外に出てカフェでお茶しよう』とか『友達に連絡してみよう』という気持ちになったりして、よりポジティブに、アクティブになった気がします。実際、2年前にコンテストでお会いしていた方からも今回『スリムになったね』とか『明るくなったね』と言われて。それはトレーニングのおかげなのかなと思います」

今春、大学を卒業するが、今後もフィットネスで日々ココロとカラダを磨きながら、モデルとしても活動の幅を広げていきたいと属さん。

「『モデル、イコール細い』というイメージを持たれる方も多いと思いますが、今は鍛えていらっしゃる方ばかりで、皆さん本当に努力しています。食べないで痩せるのではなく、トレーニングで健康な身体を維持して、それを洋服のアピールにつなげられるようなモデルを目指していきたいです」

トレーニングでつけた体力を活かし、この1年間はミス日本「海の日」らしい活動にも挑戦していきたいと、属さんは目を輝かせる。

「今回のミス日本の活動の一環で、『スポGOMI』というイベントに参加しました。拾ったごみの質と量で得点を競うチーム戦なのですが、もともと負けず嫌いなのか、すごく燃え上がってしまって(笑)。海辺にもごみがたくさん落ちているところがあると思うので、スポGOMIのイベントを開催できたらいいなと思っています」

取材・文:藤村幸代 写真:中原義史


執筆者:藤村幸代
スポーツとカラダづくりを中心にカルチャー、ライフ、教育など多分野で執筆、書籍構成・プロデュースを行っている。神奈川県横須賀市出身、三浦市在住。

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