守屋選手の極太の前腕
2月13日（日）神奈川・カルッツかわさきにて、「JAWA presents アームレスリングトーナメント」が開催された。今大会は“誰でも参加できる”大会となっており、初めて出場する選手からトップ選手まで総勢170名の選手がエントリーし大いに盛り上がりを見せた。ここでは、柔道経験を生かした腕っぷしの強さを武器に、アームレスリング競技で活躍する守屋佑之将選手からAクラス80kg以下級レフトハンド優勝の感想とともにアームレスリングの練習法や魅力を聞いた。
ーー優勝おめでとうございます。
「レフトハンドでの優勝は相当久しぶりだったので、とても嬉しかったです。みんなとても強くて、握った時にたくさん練習をやってるなというのが伝わってきました。その中で勝てたことで自分自身の成長も感じられました」
ーーアームレスリングをはじめたきっかけから教えてください。
「元々柔道を長くやっていて、腕っ節に自信があったので軽い気持ちで現在所属のモンスター道場を訪ねました。こてんぱんにやられたのを今でも覚えています。そこからもっと強くなりたいと思い、本格的に始めました」
ーーアームレスリングトーナメントに出場した理由
「競技としてやるからには結果を出したいと思い出場するようになりました」
ーーアームレスリングをしていてよかったことを教えてください。
「情熱を持って毎日を過ごせるようになったことです。仕事に追われる毎日でも、達成したい目標があることで日々を全力で過ごすことができるようになりました」
ーー普段の仕事と行っている競技の両立について
「仕事も競技もどちらも手を抜かずに行うことを心がけています。例えば仕事で手を抜くと、それが回り回って最終的に競技の結果にも影響してくると思ってますので、どちらも自分ができるベストを尽くすようにしています」
ーー練習、食事に対するこだわり
「食事に対するこだわりは特にありませんが、普段70kg級に出場するので、体重が増えすぎないようにはしています。タンパク質は１日150ｇ程度は必ず取るようにしてます。実戦練習は週に1回程度で必ず課題を持って取り組み、闇雲に練習しないように心がけています。トレーニングは基本的に毎日行っています。気持ちに左右されず継続することを心がけています」
ーー腕の太さはどのくらいですか？
「39センチです」
ーー今回レフトハンドでの優勝でした。左右差はできるものでしょうか？また、それに対して何か対処法はしていますか？
「実戦練習もトレーニングも左右均等に行なっていますが、最近結果が出ているのは左腕です。ただ、元々は右腕の方が強かったので左が追いついて来たという感じです。それぞれの腕の結果に一喜一憂せずに両方に全力で取り組むようにしています」
ーー最後に今後の目標を教えてください。
「9月の全日本選手権で優勝することです」
取材・文：FITNESS LOVE編集部 撮影：舟橋 賢
