5月21日（土）、千葉・浦安市文化会館で「マッスルゲート千葉」が開催された。今大会、ビキニ（35歳以上160㎝以下級）で優勝したのは濱野愛選手（35）。最初はダイエット目的で始めたトレーニングも、今ではBIG3にどハマりしたという濱野選手。ここでは、BIG3で鍛え上げた美ボディ写真とともに身体作りの方法を聞いていこう。
取材：FITNESS LOVE編集部 撮影：北岡一浩
――濱野選手がトレーニングを始めたきっかけを教えてください。
「2020年10月～2021年1月までは、ダイエット目的でトレーニングを行っていました。そこから、ボディメイク目的に変更し、2022年1月にはBIG3にどハマりし、パワーアップ目的にステップアップしていきました」
――普段のトレーニングメニューは？
「BIG3のうちのどれか1種目を最初に行って、ベンチの日は胸トレ、スクワットの日は脚トレ、デッドリフトの日は背中トレ、という感じで順番に回します。ダブルスプリットできる日や時間がある日、逆に時間がない日に肩トレ、腕トレを入れます。仕事柄、帰宅が遅いことが多いので出勤前のトレーニングをメインにして、オフ日は設けずに行ける時は全部ジムに行くスタンスです」
――トレーニング中に意識していることと、自慢の部位はありますか？
「BIG3中はとにかくフォームと腹圧。その他はトレーニング対象部位に負荷が乗ってると感じるかを意識しています。自慢の部位は、殿筋と大腿四頭筋の厚みと丸みです」
――トレーニングをしていて良かったことや、辛かったことはありますか？
「良かったことは、小さな成功体験がたくさん出来ることです。小胸筋のケガをした時は、トレーニングが出来なくなると絶望しました（大袈裟に聞こえますが……笑）。その際は、コンディショニングに通いプロの力を借りて乗り越えました！」
――食事でこだわっていることはありますか？また、サプリメントなどは活用していますか？
「毎日、カロリー計算はします。お菓子を食べ過ぎた日も、全部ちゃんと記録に残してます。良い悪いの判断はせずに、今後のための記録として残します。サプリメントは、マルチビタミン、クレアチン、HMBです」
――大会に出場するようになって周囲の反応や反響はどのようなものでしたか。
「仕事もある中、趣味に時間を割くことに後ろめたさがあったので秘密にしてましたが大会が終わって報告すると『元気そうで何より！』とか『きれい！』など肯定的な反応をもらえてホッとしました」
――次の目標はありますか？
「ゴールドジムJAPAN CUPで入賞すること。パワーリフティング大会で標準記録を取ることです」
