7月17日(日)にマッスルゲート群馬が前橋市民文化会館で開催された。人気沸騰中のカテゴリー「ウーマンズレギンス」の新人158cm以下級で、出場者が多い中見事1位を獲得した杉山桃子選手。じつは広い肩幅と太りやすい下半身がコンプレックスだったという杉山選手だが、「コンテストでは強みになる」というアドバイスを受けたことをきっかけに、3カ月間でコンテスト出場に向けて身体づくりを開始。ここでは、3カ月間どのようなトレーニングを行ったのか教えてくれた。
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:北岡一浩
マッスルゲート群馬
ウーマンズレギンス 新人158㎝以下級 優勝
杉山桃子選手選手
――まずはトレーニングを始めたきっかけから教えてください。
「コンプレックスだった広い肩幅と太りやすい下半身が強みになると言われ、挑戦してみようと思いました!トレーナーも目指しているので3カ月半前から本気でトレーニングをスタートしました」
――トレーニングをしていて良かったと感じることはありますか?
「トレーニングをした後は、小さい悩みごとはだいたいどうでも良くなってます!(笑)体型に変化が表れたとき『やってて良かったー!』と思います」
――トレーニングで辛かった経験などありますか。
「基本トレーニングをしてからの勤務なので、大きな筋肉を使った日は脱力感が強く、そこからの勤務がキツかったです(笑)。ゴールドジム商品のアルティメットリカバリーマックスでカバーしました。あとは、お菓子など太りやすい食べ物が大好きなので減量が辛かったです……」
――仕事とトレーニングの両立はどうでしたか?
「スポーツジム勤務なので勤務前にトレーニングを行い、勤務という流れです。環境にはかなり恵まれてます」
――普段のトレーニングメニューはどのように行っていますか?
「肩、脚、胸、お尻(腿裏)、背中を鍛えています。フォームと効かせたい部位を意識しています。目線や骨盤の向きなど……ポイントやコツ、教えてもらったことはメモをとり、やる前に必ずチェックしてからやります」
――普段から食事なども工夫していますか?
「食事からタンパク質を摂取することです!あと、減量中は朝、昼は必ずお米や玄米を食べることを意識しました。朝が弱く、今までは朝は抜くことも多かったのですが、減量を始めてからは朝をしっかり取るよう頑張りました。今では朝でもしっかり食べられるようになりました!」
――今回の大会での反省点はありますか?
「減量が甘かったことと、ポージングの安定感がなかったことです。優勝はとても嬉しかったですが、自分が納得のいくポージングではなかったので、そこがとても悔しいです。目標は自分が納得のいくポージングでメダルを貰うこと!」
――次の大会の目標は?
「年内にトレーナーになることと、マッスルゲートジャパンカップ出場の権利を得ること。近々の目標はこの2つです!」
――これから大会を目指す方へのアドバイスをお願いします。
「体型を変えたいと本気で思うなら一度出てみるのはありだと思います!筋トレのモチベーションにかなり繋がります。そして生活が潤います。運動を継続することで内面も外見もプラスになることが多いので迷ったら一度チャレンジするのをお勧めします」