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悲願の優勝を達成したビキニアスリート、勝因は「絶対に世界大会に出場したいと思えたこと」

7月29日に開催された「スポルテックカップ2022」に出場した佐野愛美選手(32)が、ビキニフィットネスで優勝した。昨年はオールジャパン選手権で3位に入るなど活躍していたが、なかなか優勝はできずにいた。今回、悲願の優勝を達成した佐野選手は舞台で大粒の涙をみせた。改めて佐野選手に優勝した現在の心境を聞いた。

【写真】佐野愛美選手のバックポーズを含む美しいポージング

「素直に『うれしい』。この言葉しかないです。昨年と変わったところは気持ちの面が一つあると思います。スポルテックカップという大舞台で、しっかりと仕上がった自分でステージに立つことだけを考えて過ごしました。そういったマインドを持つことで、上手くいかないときも、あまり落ち込まずに過ごせました。あとは、『絶対に世界大会に出場する権利を得たい』と思ったことも今回の勝因になっていると思います。

スポルテックカップで優勝したことで、両親、友人、大切な人など皆さんが心から喜んでくれて、本当にうれしかったです。競技をよく知らない職場の人たちからも『よく頑張ったね』とハグで歓迎してもらえたことも感動しました。優勝しても日常はさほど変わりないと思っていたので、驚きとともに喜びがありました。

今後はスポルテックカップで優勝した自分を超えることを目標にしています。仕上げた先に最良の結果あり。この言葉と自分を信じて、9月のオールジャパン選手権は上を目指して頑張ります」

取材・文:FITNESS LOVE編集部  撮影:中島康介

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