10月1日（土）、東京・北とぴあでメンズフィジーク、ビキニフィットネス、ボディフィットネスの各階級のトップ選手たちがオーバーオールで競う「JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPS 2022」（以下、グラチャン）が開催される。
グラチャンはJBBF（日本ボディビル・フィットネス連盟）主催大会のメダリストのみが出場を許される日本最高峰の舞台で、ボディフィットネスには15名がエントリーした。
昨年度のTOP6は上から大谷美咲選手、中島千春選手、金子真紀子選手、阪森香理選手、矢野かずみ選手、渡利寛子選手で、今年はTOP6のうち中島選手と阪森選手以外の4名が出場する。中島選手、阪森選手は今年から、より筋量や（筋肉の）カットが求められる女子フィジークにカテゴリーを変更し、活躍をみせている。
【写真】大谷美咲選手、金子真紀子選手、澤下美香選手、安田千秋選手の究極の砂時計ボディの後ろ姿を含むポージング
昨年度覇者の大谷選手は2019年はビキニフィットネスに出場していたが、筋量が増えて、ビキニフィットネスの基準に合わなくなったと自ら判断し、ボディフィットネスに転向。初年度からジャパンオープン選手権、オールジャパン選手権、グラチャンと負けなしで日本一となった。今年も大谷旋風は起こり続け、9月19日に開催された「オールジャパンチャンピオンシップス2022」（以下、オールジャパン）のオーバーオールでも7人の審査委員のうち6人から1位票を獲得する大勝となった。
オールジャパンのオーバーオールで大谷選手に続き2位、そして2019年グラチャンの2位でもある金子選手は、年々着実に身体をブラッシュアップしており、昨年以上に期待が高まる。
また、大谷選手同様、ビキニフィットネスから転向し、「SPORTEC CUP 2022」で優勝した澤下美香選手と、9月4日に開催された「ジャパンオープン選手権」で優勝した安田千秋選手もいずれも筋量があり、グラチャンでの台頭が気になるところだ。
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文：FITNESS LOVE編集部 撮影：中島康介
