レーシングドライバー塚本ナナミ、ドリームモデルで4位ダブル入賞も痛恨ミスで闘志に火がつく
10月2日(日)に東京・サンパール荒川で開催された『マッスルゲート東京』に、レーシングドライバーの塚本ナナミ選手が出場した。
塚本選手は、女性のためのトレーニング雑誌「Woman’s SHAPE」の企画で6カ月に渡り、“マッスルnao”で知られる大澤直子先生と二人三脚で筋トレに励み、7月27日に開催された『マッスルゲート東京スポルテック大会』のウーマンズレギンス163㎝超級で初出場ながら3位に入賞した。
今大会は、ドリームモデル163cm超級と40歳以上50歳未満にエントリー。新競技のドリームモデルは、オールジャパン選手権ビキニフィットネス7連覇の安井友梨選手が企画したもので、今年8月の『マッスルゲート東京ベイ』から始動している。ロングイブニングドレスのコスチュームからのぞく肉体美、ヘアメイク、アクセサリー、表情、肌の張り、ポージング、すべてが審査対象となる。
塚本選手は、時速300kmのレーシングカーに耐える身体づくりのために筋トレを始めたが、果敢にコンテストへ挑戦。今大会で初のドリームモデルに臨み、163cmx超級は4位、40歳以上50歳未満は4位入賞となった、
大会を終えた塚本選手は、「この競技は、奥が深いですね……。緊張して、やってはいけないことばかりしてしまいました」といきなり反省の弁が飛び出した。塚本選手によると、レーサーはどうしても運転する時になで肩でハンドルを握るため、そこを矯正して肩を広げるようにトレーニングをしてきたという。もちろん本番も、そこは意識して肩を広げてのポージングを取るようにしたが、「緊張のあまり、肩が下がってしまいました」と肩を広げることと指先ばかりに意識がいってしまい、痛恨のミスをしてしまった。
「後で動画を見て、撫で肩のポージングを見て、ガッカリしました」と悔しがる塚本選手。順位についても受け入れるしかない結果に。
塚本選手を見て安井友梨選手は、「さすがにモデルをやっているだけあって、表情の作り方が堂々としていました」と高評価していただけに、ポージングミスが悔やまれることとなった。
塚本選手は、「次は10月23日のマッスルゲート愛知でドリームモデルに出場する予定なので、修正したいと思います」とリベンジを誓った。これまで、モデルやレース、司会などをしてきた中で、ここまで緊張したことがないという塚本選手の闘志に火がついたようだ。愛知大会で、どんな姿を見せてくれるのか注目が集まる。
文:松井孝夫 撮影:FITNESS LOVE編集部
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