美容カウンセラーが目指す美しいカラダ。きっかけはコロナ禍での生活の変化だった!?

俳優の金子賢氏がプロデュースし“サマスタ”の愛称で知られる人気ボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)関東予選」が10月10日(月・祝)、東京・日野市民会館で開催された。モノキニビキニで健康的な美しい身体を競うBEAUTY FITNESS MODEL・トール(161cm以上)では、伊東里菜選手(25)が優勝した。

【写真】伊東選手がモノキニビキニで披露した筋肉美

昨年11月の大会では埼玉予選で9位、新鋭選手中心のROOKIE CHALLENGE CUPで5位に終わり、「自分の中で納得しきれない思いがあり、1年越しの再チャレンジで今回のステージに立ちました」と伊東選手。前回からの修正で、一番意識したのが「減量」だったそうだ。

「去年は体重を落とすことに必死になり、筋肉まで落ちてしまったことが敗因。今回に向けては特に上半身の厚みを重点的に、これまでやっていなかった胸のトレーニングなどにも取り組みました。でも、あと1週間で2、3㎏という段階ではやっぱりきつかったです!最後は根性で水抜きするような感じになってしまったので、まさかオーバーオールのステージに立てるとは思っていなかったです。せっかくなら星がほしかったけれど……」

「星」とはオーバーオール優勝者に授与されるクリスタルの星型トロフィーのことだ。
トレーニングを始めたきっかけについて聞くと、伊東選手は感慨を込めてこう語った。「私、コロナ禍ですごく人生が変わったなって思います。自分でも思いもよらぬ方向へ」

多くの人がそうであったように、伊東選手もコロナ禍により巣ごもり生活が長く続いた。これでは運動不足になると、始めたのがヨガだった。

「ヨガを続けているうちに体重は落ちたんですが、筋肉がなくてぷよぷよで納得がいくような体型でもなかったので、自分が理想とする美しいボディになりたいとパーソナルジムに通うようになりました」

ボディメイクに取り組むうちに身体はもちろん、心にも大きな変化が訪れたという。

「トレーニングをするようになって、人と比較することをやめました。過去の自分と比べた変化のほうが楽しいことに気づいて、毎日自分を更新していこうという思いが出てくるとともに、あまり人の目を気にしなくなったんですね。もう一つ、ストレス発散方法が見つかったことも大きいです(笑)」

本業は美容系のカウンセラー。1日中、座りっぱなしでカウンセリングしていると、知らぬ間に積もるストレスもある。

「もし、ストレスを実感したら迷わずジムに行きます。その意味でも、筋トレを好きになってよかったなあと心から思うし、ずっと続けていきたい。今回はモノキニビキニでしたが、いつかキラキラビキニが似合う自分を見てみたい。そのためにも、今よりさらに筋量を増やしていくよう頑張りたいです」

コロナ禍をきっかけに思いもよらぬ方向へ転がった人生は、思った以上にワクワクと楽しく、充実している。

取材:藤村幸代 撮影:中原義史

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執筆者:藤村幸代
スポーツとカラダづくりを中心にカルチャー、ライフ、教育など多分野で執筆、書籍構成・プロデュースを行っている。神奈川県横須賀市出身、三浦市在住。

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