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メンズフィジーク田村宜丈が世界大会4度目の金メダル獲得。世界が『美しい』と絶賛するアウトライン

田村宜丈選手スペイン・サンタスサンナで開催されている『IFBB世界選手権』で、11月4日(現地時間)にメンズフィジークの田村宜丈選手(50)がマスターズ50歳以上級を制し、4度目の世界マスターズでの優勝。さらに一般の部170cm以下級でも2度目の銀メダルを獲得した。

田村選手は2018年の世界マスターズ選手権で初めて金メダルに輝き、2019年、2021年と優勝を果たしており(2020年はコロナウイルスの影響で日本は世界選手権への派遣は見送っている)、世界でも知られるほどのチャンピオンである。

【写真】世界が美しいと絶賛する田村宜丈選手のアウトライン

今大会、2位と大きく差をつけての優勝。日本選手団の木下美弥子コーチは田村選手の世界での評価を以前取材した際にこのように分析していた。
「田村選手は、世界のどこの国の人も覚えているような存在感のある選手です。私は国際ジャッジやカメラマンがどの選手をよく見ているのか動きを観察していますが、田村選手を撮影しているカメラマンが、『美しい』と絶賛していました。そのくらいトータルパッケージが素晴らしいのが田村選手のメンズフィジークとしての強みだと思います。メンズフィジークのこの年代の中で、ここまでのアウトラインを持っている選手はいないのではないでしょうか」

また、田村選手は11月2日生まれ。スペインで50歳の誕生日を迎えて、挑んだ世界大会で『君が代』を流せたことはいつも以上に特別だったに違いない。

他にも、メンズフィジークでは大島健一郎選手がマスターズ40~44歳級で金メダル。関口貴夫選手がマスターズ45~49歳級で銅メダルを獲得している。

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:Igor & Jakub

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