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40歳以上級ビキニ女王の引き締まったボディライン。ポージング強化でサマスタ決勝大会を制す

俳優の金子賢氏がプロデュースし“サマスタ”の愛称で知られる人気ボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード) 」。その各地方予選上位入賞者のみで競われる「決勝大会」が12月3日(土)、東京・TFTホールで開催され、「ビキニモデル over40」では清水優美恵選手(40)が優勝。40歳以上級ビキニ女王の称号を手にした。

【写真】40歳以上級ビキニ女王の清水選手の美しいポージング

1位が決まった瞬間、感無量の表情を浮かべた清水選手。理由を尋ねると、「これで優勝できなかったら何を努力すればよかったんだろうと思ってしまうくらい努力してきたので、本当に嬉しかったんです」

“サマスタデビュー”は今年4月の東京予選。今回と同じクラスで幸先のよいスタートを切ると、10月の関東予選でも優勝、shortクラスでも3位入賞を果たした。だが、好成績に甘んじることなく、12月の決勝大会に向け練習、また練習。特にポージングは日課とした。

「私はサマスタ1年生。2年目、3年目の方に比べたら経験が少なく、ポージングの数も当然かないません。その中で勝つためには、やっぱり練習しかない。だから、とにかく毎日やろうと」

ポージングの練習風景を欠かさずInstagramにあげることにしたのは、ベティ部門のプロ選手である小央歩(こなかわ・あゆみ)選手に影響を受けてのチャレンジだ。

「毎日練習はできても、それを毎日撮影してアップするのは大変ですよね。本当にすごいなと尊敬して、『優勝を狙うなら私もやってみよう』と。ひとつのことに挑戦し続けて継続できたことで、自分の成長を感じられましたし、一皮むけた気がします」

トレーニングの魅力にハマり、パーソナルトレーナーに転身して3年になる。コンテスト出場には、自らボディメイクを実践することで、より具体的なアドバイスをお客様に送りたいという目的もある。

「私は猫背やO脚がすごいコンプレックスで、鍼や骨盤矯正に行ったりもしているけれど、40年間この身体だからやっぱりすぐには直りません。でも、見せ方を研究したり筋トレで姿勢を改善したりなど、目立たなくする方法もある。同じような悩みを持っている方に『こうしたらいいですよ』と自信をもって言えるように、これからも自分の身体をあきらめず、頑張っていこうと思います」

来シーズンからはover40連覇に加え、今回惜しくも決勝進出を逃した「ビキニモデル shortクラス」での日本一も目指す。努力家の彼女なら、W優勝の夢も叶えてしまうかもしれない。

取材:藤村幸代 撮影:中原義史

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執筆者:藤村幸代
スポーツとカラダづくりを中心にカルチャー、ライフ、教育など多分野で執筆、書籍構成・プロデュースを行っている。神奈川県横須賀市出身、三浦市在住

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