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40歳以上のモノキニ部門は武田奈巳が悲願の優勝!40歳を過ぎて始めた筋トレがもたらす嬉しい変化

俳優の金子賢氏がプロデュースし“サマスタ”の愛称で知られる人気ボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード) 」。その各地方予選上位入賞者のみで競われる「決勝大会」が12月3日(土)、東京・TFTホールで開催され、40歳以上のモノキニ女王を決める「ビューティーフィットネスモデル over40」では武田奈巳選手(45)が悲願の日本一の座についた。

【写真】武田奈巳選手の優雅でセクシーなポージング

「サマスタでの成績は最初の年が日本3位、今年取れなかったら諦めようと思って臨んだ2年目も3位。終わってみるとやっぱり悔しくて、『来年こそは』と思い直しました。日本一になるという目標を3年目でやっと達成できて、本当に嬉しいです」

現状維持ではトップを取れない。3年目のシーズンはさまざまな“自己改革”にトライしたと武田選手。

「トレーニングに関しては、頻度と共に質そのものを自分なりに変えました。また、これまでは大会の前の調整をあまりやらず、ナチュラルな感じで出場していましたが、今回は皆さんの調整法を参考にしながら水抜きをしてみたり、最後の期間に有酸素運動をやってみたりなど、新しいことをいろいろ取り入れるようにしました」

トレーニング見直しの成果は背中などに如実に表れた。自身の進化に自信を得て、決勝ではエレガントなポージングを披露。この部門の審査基準である「女性らしい優雅さ、セクシーさ」を見事に体現した。

不動産会社に勤める武田選手がトレーニングを始めたのは42歳のとき。
「運動が苦手で42年間、運動らしい運動をしてこなかったのですが、40代になったある日、自分の後ろ姿に年齢を感じた瞬間があって。パーソナルジムで1年間トレーニングを続けたら身体も少しずつ変わってきて、せっかくだからコンテストに出てみようと思うようになりました」

トレーニングによる嬉しい変化は身体だけではない。

「デスクワークが長いので以前は肩こりに悩まされていましたが、トレーニングのおかげで身体が疲れず、肩こりもなくなりました。また、社長はじめ会社の方たちが応援してくれるのもすごく嬉しいし、ありがたいです。今回もライブ映像を通して応援してくださいましたし、たぶん次の朝礼でも優勝したことを発表してくれると思います(笑)」

次の目標は、ずばり「プロでも日本一」。今回「PROビューティーフィットネスモデル tall」にもエントリーしていたが、惜しくも決勝進出を逃した。

「私は下半身が絞りにくくて、上半身とのバランスの悪さが課題。プロ戦ではそこが響いたのだと思います。プロ初挑戦とはいえ、やっぱり悔しかったので、これからも年齢を言い訳にせず、課題を克服して日本一を目指したいと思います」

「年齢は数字に過ぎない」を地で行く武田選手の“プロでも金”に期待したい。

取材:藤村幸代 撮影:中原義史

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執筆者:藤村幸代
スポーツとカラダづくりを中心にカルチャー、ライフ、教育など多分野で執筆、書籍構成・プロデュースを行っている。神奈川県横須賀市出身、三浦市在住

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佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手