もともとはネイリストで、トレーニングとは無縁の仕事をしていたという篠原ゆかり選手。昨年のJBBFスポルテックカップ2022・ボディフィットネスで準優勝という成績を収め、実力を表に輝かせている注目選手だ。その篠原選手はどのようにして今の地位を築き上げたのかに迫った。
【写真】ぽっちゃりから逆三角形際立つムキムキボディフィットネス選手に進化!
「6年ぐらい前に家の近所にゴールドジム(さいたま東浦和店)がオープンしたので、入会したのが筋トレを始めたきっかけです」
何気なく最初にこう語った篠原選手。しかし、ゴールドジムに入会したのにはしっかりとした理由があった。
「ダイエット目的で他のジムに通っていましたが、筋トレはほとんどしておらず、有酸素運動しかしていませんでした。でも、ゴールドジムは筋トレのマシンがたくさんあって、他の会員さんもみんなトレーニングしていてかっこよかったので、私もかっこいい身体になりたい!と思い、ゴールドジムに入会してトレーニングを始めたんです」
篠原選手の初めて成績が付いた大会は2018年の東京オープン選手権(現東京ノービス選手権)でのミスビギナー。そこで優勝し、着実に頭角を現す選手に。現在のトレーニングについて尋ねると。
「基本の分割は、胸、背中、脚(前)、脚(後、お尻)、肩、腕です。脚は昨年ぐらいからそれぞれで集中できるようにするため、分けるようにしました。トレーニングでこだわっていることについては、私は不器用で鈍感、トレーニングが上手くないので、どうしたらちゃんと効かせられるのかを考えています。これだ!と思ったときは、そのときに意識したポイントなどをメモして忘れないようにしています。でも、重さも扱いたいので、細かいことは考えず、がむしゃらにやることもあります。トレーニングって難しいな、と毎回思います……」
まだまだ伸びしろを大いに感じさせる篠原選手。今年の抱負を聞くと。
「2023年もグランドチャンピオンシップスに出場できるよう、それまでの大会で良い成績を残したいです。また、トップ選手と肩を並べて闘えるようになることが目標です。さらに選手層も厚くなってくると思うので、その中でも私らしく強みを持った選手になっていきたいです」
取材:FITNESS LOVE編集部
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