10月1日(土)、東京・北とぴあで『グランドチャンピオンシップス2022』が行われ、ボディフィットネスでは昨年新星の如く現れ同大会で初優勝を果たした大谷美咲選手が2連覇。次いで昨年6位からジャンプアップした渡利寛子選手が2位、3位には昨年と同じくベテラン金子真紀子選手が入った。
【写真】2014年デビューのベテラン金子選手の逆三角形は圧倒的だった
昨年に引き続き3位で終えた金子選手は、抜群に安定感のあるポージング、クォーターターンでは胸椎の回旋がしなやかで、足先から上半身までの逆三角形のコントラストが強い印象を受けた。しかしながら、今年のステージングには強く緊張している表情が見受けられた。
今回予選ラウンドではハプニングも発生した。ステージ上でメイクアップのまつ毛が取れてしまうという事態に。それでも、冷静にステージングをこなしたところは、さすがベテランというところ。
「初めてですよ、9年間もステージに立っていて(苦笑)! メイクのまつ毛が引っかかってしまったんです。でも動揺もせず、笑ってごまかそうという感じでした。こういうところは焦らないんですよね。ハプニングに焦るよりは、ステージそのものに緊張してしまいました」
前回に続き3位という結果について金子選手はステージングについて反省を語る。
「私自身も分からないんですが、(今回のステージング面でのことは)グランドチャンピオンシップスでは気を付けようと思っていました。本当、何なんでしょうね…。落ち着かないというよりは、緊張感が強かったです。それもいつも以上にでした」
来年に向けて金子選手は課題としてメンタル面の強化とあげていた。
■ボディフィットネス
1位 大谷美咲/2位 渡利寛子/3位 金子真紀子/4位 漆島美紀/5位 澤下美香/6位 安田千秋
取材・撮影:FITNESS LOVE編集部