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アームレスリング全日本王者が教えてくれた「腕相撲で強くなるための筋トレ法」

南雲大地選手(右側)2月19日(日)、神奈川・カルッツかわさきで『JAWA presentsアームレスリングトーナメント』が開催された。エントリーは200名を超え、アームレスリング新人から全日本チャンピオンまで幅広い選手が熱戦を繰り広げた。

「優勝できると思っていなかったので驚きました」と謙遜して話したのは、最上位の階級となるSクラス(無差別級)レフトハンドで優勝した南雲大地選手(36歳※大会開催時)。

【写真】南雲選手の豪腕

20歳でアームレスリングに出会った南雲選手は全日本を2016年〜2022年(2020年は中止)6年連続、制霸する強豪。学生時代から腕相撲が好きで身体が大きい相手にも負けたことはなかったが、アームレスリング道場で普通のおじさんに余裕で倒されたことで火が点いた。

週5~6日、1回1時間ほどのアームレスリングに特化した筋トレと、週1日〜2日、1回2時間ほど道場での練習に励んでいる南雲選手。
「ボディメイクの意識より、試合のスタートポジションを意識して身体を固めて、リストを入れていく筋トレを行っています。筋トレにアームレスリングのイメージを足すことで強くなります」

南雲選手のトレーニング。引き切った状態からリストを入れる南雲選手はアームレスリングの魅力を「身体が大きい相手にも勝てるのが魅力です。パワー競技なので体重があるほうがもちろん有利ですが、相手より自分の腕が細くても勝てる可能性があるのが醍醐味です。他の格闘技だと、体重差のある相手と試合をすることすら稀だと思います」と語る。

アームレスリングを始めた頃から7年間で15kgほど増量し、80kgとなった南雲選手は体重100kg以上の相手にも勝つほどの豪腕だ。

世界大会での活躍を目指す南雲選手はアームレスリングを多くの人に始めてほしいと語る。
「腕相撲は学生時代に一度はやったことがあると思います。ぜひ大人になってからも挑戦してみてほしいです。試合だけでなく練習も楽しいので、アームレスリング道場に一度行ってみてください」

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取材:FITNESS LOVE 写真提供:南雲大地

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