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初出場で三冠!新星・モノキニ女王が魅せた美しいカラダ

4月23日(日)、東京・福生市民会館で「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)」のSPRING CUP(東京予選)が開催され、ビューティーフィットネスモデル部門では航空会社社員の赤西麗美(あかにし・れみ/26)さんが総合優勝を果たした。

【写真】赤西さんの美しい筋肉美とポージング

既定のモノキニビキニ着用で全体的に発達した筋肉のバランスや、美しい表現力を競うビューティーフィットネスモデル部門。トレーニング初級者でも出場しやすいと人気で、ボディコンテストデビューを飾る選手が多く、赤西さんも今大会でコンテストデビューを果たした一人だ。

「初めて出場するということもあって、結果はあまり求めずに挑戦してみようと思っていました。しかし負けず嫌いなところがあり、『出場するのであれば1位を獲りたい』という思いも心の中でありましたので、このような結果を頂けて安心しました」

赤西さんがトレーニングをしようと決意したのは、コロナ禍のある日、鏡に映る自分の姿を見てからだった。

「コロナ禍の時期は自己肯定感が下がっていたのですが、そんな中、鏡に映った自分を見てあまり輝いていないな、と思っちゃったんです。そこからトレーニングをするようになり、ちょうど1年半程経った頃、初めてサマスタの日本大会を観戦してその華やかな舞台に私も立ってみたいと思い、ボディコンテスト出場を目指すことにしました」

これまでは独学でトレーニングに打ち込んでいた赤西さんであるが、コンテスト出場を目指しまず指導を仰いだのが同じカテゴリーのPRO選手として活躍する千原由理奈さんだった。

「昨年の日本大会チャンピオンの由理奈ちゃんのステージに憧れを抱き、トレーニング指導をお願いしました。実はまだその時はコンテストへの出場を迷っていたのですが、目標を聞かれた際に思わず『私もPRO選手になりたい』と答えちゃったんです。そこからある程度のレベルを目指すのではなくPRO権利が取れるように色々と教えて頂き、その成果を今回結果で出す事ができて本当に嬉しかったです」

努力が実り今回初出場だったにも関わらず、同時開催のROOKIE CHALLENGE CUP・ROOKIEビューティーフィットネスモデル部門優勝を皮切りに、東京予選でのビューティーフィットネスモデル部門ショートクラスを制し、その後各クラス優勝者たちで競うオーバーオール優勝に輝き三冠を果たした。トレーニングについては、背中とお尻の筋力アップを集中的に頑張ってきたと赤西さん。もともとメリハリのある身体ではなかったというが、トレーニングをすることで赤西さんの身体は美しいS字ボディへと進化した。

「今まで『これで合ってるのかな?』という気持ちを持ちながらトレーニングをしてきましたが、優勝という結果を頂けたことで自分がやってきたことは間違ってなかったんだと自信にも繋がりました。しかし結果に甘んじることなく、これからが本番だと思っていますので今後より高みを目指してボディメイクに励んでいきたいと思います!」

今回の優勝でPRO権利を掴んだ赤西さんは、7月に控えるPRO戦の舞台にも出場可能となる。勢い止まらぬルーキー・赤西さんのこれからの活躍にも期待したい。

取材・文:FITNESSLOVE編集部 撮影:北岡一浩

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