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ビキニ部門で三冠のバーテンダー。お酒のプロが飲酒しながら身体を引き締めたコツ

4月23日(日)、東京・福生市民会館で「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)」のSPRING CUP(東京予選)が開催され、ビキニ(ベティ)部門ではバーテンダーの小栗絵里加(おぐり・えりか/38)さんが優勝した。

【写真】小栗さんのバックポーズもカッコいい!

全身がバランスよく鍛えられ、引き締まった筋肉美を審査していくベティ部門。サマスタの女性カテゴリーの中では、今シーズンから新設されたウィメンズスポーツモデル部門に次いで筋量が求められるカテゴリーだ。

このベティ部門で活躍をしているPRO選手・佐藤明子さんへの憧れから、「私も彼女に続きたい」という思いで挑戦を決めたという小栗さん。今大会がサマスタデビュー戦だが、同時開催のSPRING ROOKIE CHALLENGE CUP(過去に上位入賞経験がない選手が出場可能)ベティ部門の優勝を弾みに、その後の東京予選ではベティ部門の一般クラス(年齢無制限)とマスターズクラス(37歳~)の両カテゴリーでも優勝を果たし、1日で三冠を果たした。

「昨年の千葉予選で三冠を獲得した明子さんのことをとても尊敬していて、私もベティ部門への出場を目標に頑張ってきたので今回優勝ができてとても嬉しいです。筋量が求められるカテゴリーなので、筋量を落とさないように身体を調整するのが大変だったのですが良い結果を頂けて安心しています」

本業は赤坂でオーナーバーテンダーをしている小栗さんは仕事上、お酒の付き合いも多く飲みながらの調整はとても大変だったと振り返る。一般的にはボディコンテストに出場している選手は減量期間中、できるだけ飲酒を控える選手が多いが、お酒のプロである小栗さんはこの期間どのように減量をしてきたのか?

「正直言うとお酒を飲みながら身体を絞るのはとても大変です……。しかし、飲むお酒を選ぶことが大切でなるべく蒸留酒を選ぶと良いと思います。それでもカロリーはありますので飲み方や飲む量などで調整もした方が良いです。私の場合は、飲むお酒を選ぶほかにもトレーニングをした日は飲む量を控えたり、お酒を飲む際は肝臓エキスを一緒に飲み排出が早くなるように促すなどもしていました」

今回の優勝でPRO権利を獲得し、「PRO戦に出場しても恥ずかしくないように、これからもボディメイクを頑張ります」と小栗さん。今大会での三冠をステップに、さらなる飛躍が期待される。

「私は身長が145cmしかないので、低身長では通用しないのではないかと思っていました。しかし、努力次第でしっかりと評価して頂けますし、お酒を飲みながらでも飲み方次第でコンテストに挑戦することもできました。なので最初から『私には無理』など諦めることはせずに、どんどん挑戦して欲しいですね」

取材・文:FITNESSLOVE編集部 撮影:北岡一浩

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