4月23日（日）、東京・福生市民会館で「SUMMER STYLE AWARD（サマー・スタイル・アワード＝以下、サマスタ）」のSPRING CUP（東京予選）が開催され、ロングドレス着用で美しいボディラインを競うドレス部門ではダンサー兼振付講師のRoseさんが優勝した。
ロングドレスで女性らしく健康的で美しい身体を競うドレス部門。サマスタの今シーズン2戦目となる東京予選の舞台で、周囲の目を引く煌びやかな赤いロングドレスで登場したのがRoseさんだ。
「サマスタには初出場でボディコンテストへ出場した経験もそれほどありません。日頃からトレーニングをしている中で、ドレス部門の基準が自分の目指す身体にピッタリだったんです。また、せっかくトレーニングをしているのであれば、何か目標が欲しいと思ったのも出場を決めるきっかけですね」
コロナ禍を機に現役は引退したというが、ダンサー兼振付講師として活動をしているRoseさんの表現力は圧巻。今大会が初出場とは思えないほどの、堂々としたステージングを披露し観客を沸かせた。
「今まではお尻ばかり鍛えていたのですが、ドレス部門に出場を決めてからは上半身を意識してトレーニングしてきました。最初は『上半身を鍛えたらムキムキになってしまう……』というイメージがあり、絶対にやりたくないと思っていましたが、もちろんすぐにムキムキになるわけではありません（笑）。むしろ頑張ってもなかなか筋量が増えないので、しっかり筋量がついている方々を本当に尊敬します」
「トレーニングをしている」「ボディコンテストに出場している」と聞くと、筋肉隆々のいわゆる“マッチョ”を想像する方も多いかもしれないが、実際にはRoseさんのように自身が理想とする身体に向かってトレーニングに取り組む過程にボディコンテストがあり、トレーニングの成果を確認する指標にしている人もいる。
「私はトレーニングを始めて5年ほどになりますが、しっかりとヒップアップされた丸いお尻や綺麗なくびれラインなど、メリハリのある身体を目指してトレーニングを行っています。まさにロングドレスを着た際にわかる砂時計のようなボディラインが理想です。今後は、煌びやかなこのドレス部門での躍進を目指しつつ、理想の身体に向けてより一層トレーニングに励んでいきたいと思っています」
取材・文：FITNESSLOVE編集部 撮影：北岡一浩
