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5年間欠勤なしでついたあだ名は“超人” 京都のデニム王者が見せたスタイリッシュボディ

Super Body Contest(スーパーボディコンテスト)の京都大会が4月15日に開催され、カッコいいデニム姿を競うDENIM部門EPICクラス(18~39歳)で藤田俊輔さん(37)が優勝。パーソナルトレーナーとして5年弱の勤務経験の中で一度も欠勤がないという体調管理を含め、「超人」や「サイボーグ」とお客様から親しみを込めて呼ばれている。

【写真】スタイリッシュなデニム姿でポージング

「トレーニングを始めたきっかけは2018年にパーソナルジムに入社以来、知識習得や職務経験だけでなく自らが本格的なボディメイクをすることでお客様により良いサービスを提供することができると考えたためです。ボディコンテストには2019年からチャレンジし、毎年一つ以上の大会には出場するようにしています」

昨年は同大会に出場するもSBC部門で4位、DENIM部門では2位。さらには12月に開催されたFINAL大会でも予選敗退と悔しい結果となっていただけに、今年はさらに上位入賞を目指し「京都市民としてまずは今大会に出場し、京都からボディメイクを盛り上げていきたい」と強い思いを持ってエントリーしたという。

「結果にも喜んでいただきましたが、年中多忙な業務の中でコンテストに出るためのボディメイクをずっと継続していることに驚かれることが一番多いですね。また、Yahoo!ニュースなどで速報を知り、ご連絡をくださった方もいてとても嬉しかったです」

パーソナルトレーナーとして、毎月200本前後のセッションを行っているという藤田さん。日々多忙な中、自身のボディメイクにはどのように取り組んでいるのか。

「普段は勤務の空き時間にフリーウエイト中心にトレーニングしています。特にアウトラインの形成にこだわったトレーニングが好きで、高重量低回数、低重量高回数など、またセット数やレスト時間なども適宜工夫しながら、日々自分の体で人体実験を行うようなイメージでトレーニングをしています。

また、最高のサービスをお客様に提供することが私の第一の使命と考えており、トレーニングを含む自分自身のボディメイクは優先順位としては一番最後です。コンテスト前日も翌日もほぼ通常通りの勤務形態を貫いており、その中でどれだけ自分の結果を出せるかが重要と考えています。自身のボディメイクに集中するのは定年を終えてからにしようというのが今の考えですね」

今回の優勝で弾みをつけ、6月に開催される関西・筋肉祭、7月のSBC兵庫大会でも上位入賞を目指して出場予定。探求心を胸に挑戦を続ける藤田さんに、これからトレーニングを始めようと考えている方に向けてアドバイスを貰った。

「アドバイスとなると非常に恐縮ではございますが、まずはやってみないと分からないということが人生においては決定的に重要なことだと思いますので、動画や書籍を通じてトレーニングに触れてみたり、実際にジムに足を運んでみたりして、何かしらアクションを起こすことで道は開けてくると思います。トレーニング自体がすでに心身の健康にとても有益であると思います。トレーニングを通して自分自身の心身を大切にできるようになれば、他者に対しても同じように、情熱を持って大切に接することができるようになると思います」

取材:FITNESSLOVE編集部 写真:Super Body Contest事務局

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