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筋トレに魅了された元サッカー青年が見事なVシェイプでマッスルゲート優勝

藤原洋介さん高校生の頃、インターハイを目指しサッカーに明け暮れた生活を送っていた藤原洋介さん(ふじわら・ようすけ/21)。大学生になるとグラウンドで汗を流しながらも、いつしか筋トレに心を奪われ、サッカー部を退部。今年のマッスルゲート大阪のメンズフィジークジュニアの部で優勝するほど身体づくりに熱中したその経緯と、藤原さんにとっての筋トレの魅力を聞いた。

【写真】見事なVシェイプを披露した藤原さん

サッカー推薦で高校に入学した藤原さんはゴールキーパーとして活躍する一方でフィジカルトレーニングに惹かれていった。
「親元を離れて香川県の高校で寮生活を送っていました。そこではフィジカル強化のために、寮での食事を終えて、大体20時くらいになると、『ウエイトトレーニングの時間』を知らせる放送が流れ、トレーニングルームに向かいます。僕はサッカーよりも筋トレのほうが段々と楽しくなっていきました」

インターハイを目指して練習を重ねたが、香川県ベスト4止まりと悔しい結果に終わった。藤原さんは大学もサッカー推薦で進学したが、筋トレに心を奪われて大学2年生の時にサッカー部を辞めた。
「大学でサッカー部に入った当初から頭の中には筋トレしかなく、コロナ禍にサッカー部の練習以外での外出が禁じられていたときも、こっそりジムにいくほどでした。そして、サッカーよりも筋トレのほうを頑張りたいと気が付き、大学2年のときに退部を決意しました」

そこからボディコンテストの大会に出場することを決め、昨年マッスルゲート関西に出場。藤原さんは大学生の部で2位に輝いたが、納得できなかったという。
「大好きな筋トレで負けたのが悔しくて絶対次は優勝すると心に決めました」

サッカーを辞めてから、ずっと続けてきた週6日、1回2時間ほどのトレーニング量は変えず、減量時の食事法を見直した藤原さん。
「初めての大会は、体重が落とせないと慌てて糖質を減らしていました。しかし、それでは代謝も落ちてしまったので、マッスルゲート大阪に向けては体重が落とせなくても焦らず、糖質も計画的に制限することにしました」

減量末期もトレーニングで扱う重量を落とさずに、身体を仕上げることができた藤原さんはマッスルゲート大阪のメンズフィジークジュニアの部で優勝し、次は新たなカテゴリーに挑戦予定だ。
「減量のやり方も分かってきました。僕は脚が強みなので、これからはボディビルにも出場して、日本ジュニア選手権のボディビルで優勝を目指したいです」

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:北岡一浩

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佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手