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プロレスラーに憧れて鍛えた大きな大胸筋!55歳の名古屋市職員がボディビルマスターズ優勝!

田代圭さん(撮影:中島康介)マッスルゲート浜松・ボディビルマスターズで優勝を果たした田代圭(たしろ・けい/55)さん。名古屋市ボディビルクラブ会長やJBBF公認1級指導員などを務めている。1990年からボディビルダーとして活躍し、ボディビルを愛する田代さんにトレーニングで大切にしていることを伺った。

【写真】田代さんのベンチプレスで培った大きい大胸筋

18歳のころ、プロレスラーに憧れてマッチョな身体になりたくてトレーニングを始めたという田代さん。大会出場を決めた理由を伺った。
「私が19歳のとき、1987年の愛知県大会にジムの先輩が出るので観戦応援に行ったところ、自分もこのステージに立ちたいと思いました。私の初出場は3年後の1990年10月のミスター名古屋新人の部です。結果は優勝でした」

名古屋市の職員をしている田代さんに仕事との両立方法、トレーニングルーティーンを伺った。
「ゴミの収集業務なので残業もなく定時に終われるので、仕事後に直ぐにジムに行ってトレーニングをしています。私の場合は毎日トレーニングできる環境なので助かっています。
トレーニングは週に5〜6日、2時間行います。全身4分割で脚、背中、胸と二頭筋、肩と三頭筋。腹筋は毎回トレーニングしています。筋肉への意識とトレーニングの追い込みを大切にしています」

ボディビル大会だけでなく、ベンチプレス大会にも出場していた田代さん。35歳のときに肩と腰のケガをして思うようにトレーニングができなくなったという。
「肩はインクラインベンチプレス、腰はスクワット、共に重さを求めすぎてフォームが雑になったことが原因でケガをしました。ケガをしてからベンチプレス大会も出場するのを辞めました。ちなみにベンチプレス大会での最高記録はノーギアで155kgです。そのときの体重は72kgでした。ケガをしてからコントロールのできる重量でフォームを見直したらケガをすることもなくなりました」

長年ボディビル大会で優勝し、活躍をしている田代さん。減量時に効果的な食事を伺った。
「朝昼は鶏胸肉、ブロッコリー、白米を食べます。夜は毎日変化させて牛肉、豚肉、魚をその日の気分で変えてます。間食とトレーニング直後はプロテイン、トレーニング中はEAA、HMB、クレアチンです」

JBBF日本社会人ボディビル選手権大会(8月開催)に出場する田代さん。これから大会を目指す方へのアドバイスを伺った。
「自分に合ったトレーニングや食事サプリメントなどを早く見つけることが筋肥大の早道だと思います」

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

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佐藤奈々子選手
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