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公式戦デビューの大学3年生がデッドリフト250kgなどで最優秀選手に輝く

塩澤佑支選手5月27日(土)、墨田区総合体育館サブアリーナで『第4回新人限定TOKYOパワーリフティング選手権大会』が開催された。本大会は全日本パワーリフティング協会(JPA)の大会に出場したことがない新人のみが出場できる大会だが、中には全日本クラスの可能性を秘めた新人も出場する。その一人が男子83kg級で優勝し、最優秀選手に輝いた塩澤佑支選手。

【写真】塩澤佑支選手の250kgデッドリフト

大学3年生の塩澤選手は公式戦初出場だが、スクワット220kg、ベンチプレス150kg、デッドリフト250kg、トータル620kgを成功させた。
「デッドリフトが大会2週間前に200kgしか引けなかったので不安でしたが、何とか250kgを引くことができてよかったです」

高校時代にアメフトで培った強靭な肉体を持つ塩澤選手は、大学ではバーベルクラブに所属している。
「ボディビル、メンズフィジーク、パワーリフティングが好きでどれに出ようか迷っていましたが、周りからパワーリフティングに適正があると思うよと言われて、パワーリフティングに本腰を入れました」

大学終わりにジムに通う塩澤選手は2日トレーニングして、1日オフを取るサイクルで身体を鍛えている。
「今、大学3年生で来年から就活です。今年はパワーリフティングに専念して頑張っていきたいです。10月の東京都パワーリフティングでいい記録出して、ジャパンクラシックパワーリフティング選手権に出場したいです」

まだ、本格的なパワーリフティング特化の練習をしていないなかでの最優秀選手に輝いた塩澤選手。パワー界の若き新星の誕生を予感させる。

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取材・撮影:FITNESS LOVE編集部

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