くびれからヒップにかけてのメリハリあるS字ボディを披露し、「サマー・スタイル・アワード名古屋ROOKIE CHALLENGE CUP（5月28日開催）」のビキニモデル部門で優勝した山田真美（やまだ・まみ）さん。スポーツジムで勤務しながら、美しい身体を目指して日々磨きをかけている。
2年前にビューティーフィットネスモデル部門（モノキニビキニ着用）に出場経験のある山田さんは、自分の中で納得のいく身体作りができなかったことから、方向性を変えてビキニモデル部門にカテゴリー転向を決意。また一から身体作りに取り組む気持ちで、トレーニングに食事、ポージングに至るまで妥協せずに行ってきた。
「カテゴリー転向を機に、昨年は1年間気持ちを新たに身体作りに励んできました。ビキニモデル部門には初挑戦ですがボディコンテスト自体は初めてではありませんので、『ルーキーは絶対に獲りたい』と意気込みつつ挑んだので、優勝が嬉しいというよりも一安心という気持ちの方が強いかもしれませんね」
ステージではメリハリのある美しい身体を披露していた山田さんだが、過去には無理なダイエットを繰り返していた時期があり「こんなやり方で痩せた身体は綺麗ではない」と気付いたことから、本格的にトレーニングでボディメイクをするようになったという。
「もともと何事もやると決めたらやり通す性格なので、ダイエットも過度に行い過ぎていました…。しかし、トレーニングを継続することで自分のペースで身体も心も前向きに変わっていったと思います。今ではトレーニングは、私にとっての自分を高めていくために欠かせない一つのツールとなっています」
一方で「あくまでこれは私の意見ですが…」と一言前置きをした上で、身体作りに取り組む方に“大切にして欲しい”ことがあるという。
「その方の優先順位はそれぞれだと思いますので、誰かに言われたからといって自分の気持ちを変えてまで無理して行うのではなく、『これだけは優先したい』という時間は確保して欲しいです。無理に頑張りすぎてしまうと継続なんてできません。まずは自分軸を大切にしながら、物事を考える力を養うことが人生を豊かにする秘訣だと思っています」
取材：FITNESSLOVE編集部 撮影：上村倫代
