小さい頃からポッチャリ体型だったあゆみさん(今年30歳)。小学校の校長先生から言われた、ある一言に傷つくものの「大人になればキレイになる」という言葉を信じてきた。大人になってもポッチャリ体型のままなあゆみさんは、彼氏ができる度にダイエットとリバウンドを繰り返す生活から抜け出すため、昨年、ついに筋トレを開始した。
「食べるのが大好きで、小学校6年生のときには体重が60kgあったと思います。小学校の校長先生には、廊下ですれ違ったときに『君はガッチリしてるね~』と言われた記憶があります。『大人になれば自然とキレイになるから』と言われていましたが、大人になってもポッチャリしていて、自分の思っている体型とは違っていました」
彼氏ができると『食べないダイエット』をして、破局すればまたリバウンドを繰り返していたあゆみさん。彼氏のためではなく、自分を磨くためにダイエットすることを決意し、昨年(2022年6月)からジムに通い始めた。このときの体型(ビフォー写真)は、写真では分かりにくいかもしれないが、身長156cmに対して体重は60.4kg、体脂肪率は40%あったという。運動歴はこれまで一切なかった。
「自分のために変わりたい、自信を持ちたいと思いました。ジムに入会してもマシンの使い方が分からないと思ったので、奮発してパーソナルジムに通い始め、食事指導もしてもらうようになりました。それまでは、好きなものを好きなときにお腹12分目になるまで食べて寝るのが普通の生活でしたが、タンパク質を多めに摂って無駄な脂質は避けるようになりました」
普段は看護師の仕事をしているあゆみさんは、夜勤中の食事にも気をつけたり、日勤後は疲労でトレーニングに行くことが億劫に感じていたがそれでも、トレーニングや食事管理を続け、開始から1年後の現在は体重50.2kg、体脂肪率は21.9%にまで落とすことに成功した。今後はボデイコンテスト出場を視野に入れて、トレーニングを継続していきたいと話す。
「筋トレをして、食事を整えることで、身体が変わってきました。続けていくうちに『痩せた?』と声をかけてもらうことが増え、さらにモチベーションが上がって笑顔が増えました。可愛い洋服も着られるようになりましたし、ネットで服を買うとき今まではサイズを気にしていましたが、試着せずに買えるようになりました」
取材:FITNESSLOVE編集部