マッスルゲート新人戦で初代レギンス女王として注目され、昨年のゴールドジムJAPAN CUPで「ウーマンズレギンスフィットネスで初代女王に輝いた中村 藍さん（30）が、2023年東日本フィットネス選手権大会（7月2日開催）にてついにビキニデビューを果たした。
「トレーニングを始めたきっかけは、大学まで続けていた水泳を辞めた後すごく太ってしまったことです。周りから『そのままじゃまずいよ』と言われジムに通い始めました」
2021年にマッスルゲートで大会デビューを果たし、ビキニ部門への敷居の高さからこれまではレギンス部門に挑戦してきた中村さんだった。昨年のゴールドジムJAPAN CUPで優勝したことをきっかけに、先日７月２日(日)ついに『ビキニ』に挑戦した。
「レギンスで自分の中で満足のいく身体、結果を残すことができたので、『大会出場』は卒業しようかなと考えていました。しかし、レギンス競技を始めてからたくさんの方から応援していただいたり、大会に出場するきっかけになったと声をいただくことが増え、私自身が何かに挑戦し続けることで、今後も誰かのきっかけになる存在でありたいと思い、新しい挑戦をしようとビキニカテゴリーに出場する決断をしました」
“腹筋職人”としてこれまで注目されてきた中村さんに、かっこいい腹筋作りのポイントを聞いた。
「ジムに通い始めてからどんな姿になりたいか考えた時に、漠然と『バキバキな６パックが欲しい』と思い、腹筋を鍛え始めました。また、腹筋を作るために私がよくやっていたのは、『アブローラー』『アブコースター』『Vクランチ』です。腹筋のトレーニングだけでなく、脂肪を落とす必要があるので、全身のトレーニングもしっかりやりました。食事はしっかり３食、PFCバランスに気をつけ、特に脂質は摂りすぎないように心がけていました」
東日本フィットネス選手権大会では３位と惜しくも優勝は逃した中村さんだったが、ビキニデビューとしては本人も納得のいく結果だったよう。次は、９月に控える「オールジャパン フィットネスチャンピオンシップス」に挑戦する。現在７連覇を達成中の安井友梨選手に対抗するべく、より一層トレーニングに力を入れている。
取材：FITNESS LOVE編集部 写真提供：中村 藍
