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16歳の高校生、ビキニフィットネス初舞台は涙のポージング

小池星蓮さん7月15日(土)、神戸芸術劇場にて、『JBBF第6回兵庫県ビキニフィットネスオープン大会』が開催され、16歳の高校生・小池星蓮(こいけ・せれん/16)さんが23歳以下級で優勝、163cm超級で3位と2つのメダルを獲得した。

【写真】16歳の高校生、涙のポージング

デビュー戦となった本大会。午前中から行われた23歳以下級は1人だけの出場、つまり優勝が確定しているなかだったが、堂々としたステージングを披露した小池さん。
「初めてのビキニフィットネスの舞台だったので、ステージ慣れするという意味でとてもよかったと思います」

午後に行われた163cm超級では8名の出場で、最年少の小池さんと最年長の選手との差は37歳。ビキニフィットネスの身長別の日本最高峰の戦い『オールジャパン選手権』での入賞経験を持つ選手もいる中でのステージとなった。

予選審査では、最終的な順位付けに大きな意味を持つファーストコール(呼ばれた選手は上位がほぼ決まる)で、小池さんは自身の名前が呼ばれると、ステージで涙を流した。
「ファーストコールに呼ばれた嬉しさのあまりポージングしながら泣いてしまいました。決勝審査までにはメンタルを持ち直すことができましたが、感情が入り乱れてしまいました」

ステージでは重点的に強化した脚と肩を武器に美しいアウトラインを魅せた小池さん。
「ボディビルダーの岩尾(佳毅)さんに教わりながら、肩はケーブルサイドレイズ、脚はハックスクワットで鍛えました。ハックスクワットは10回ギリギリできる重さで5セット行うようにしてから強くなったと思います」

ビキニフィットネスのデビュー戦までの2カ月間、高校に持っていくお弁当の中身は毎日一緒だったという。
「卵とブロッコリー、鶏むね肉100gと白米200gを夜のうちに詰めておいて学校に持っていきました。友だちの食べているお弁当がうらやましいと思ったこともありますが、大会で勝つために我慢することができました」

小池さんの次戦は7月30日に石川県で開催される『オールジャパンジュニアフィットネスチャンピオンシップス』。さらに小池さんは『世界ジュニア選手権』も視野に入れており、まだまだ減量食のお弁当は続きそうだ。

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:里政道

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