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筋トレYouTuber・コアラ小嵐が「立ってるだけで辛い」ほどの腰痛を克服し、逆三角形ボディを披露!

柏原健太さん(撮影:中島康介)“立っていられないほどの腰痛”をあなたは経験したことがあるだろうか。7月16日(日)に開催された東京ボディビル選手権・メンズフィジーク176㎝超級で6位入賞の結果を残した筋トレYouTuber・コアラ小嵐こと柏原健太(かしはら・けんた/38)さんは昨年、毎朝ベッドから起き上がることもできず、立っているだけで痛みを感じるほどの腰痛に悩まされていた。そんな深刻な状況を経験した柏原さんが、腰痛との向き合い方について語ってくれた。

【写真】筋トレYouTuber・コアラ小嵐さんの見事な逆三角形ボディ

――メンズフィジーク176cm超級で6位入賞されました。感想をお聞かせ下さい。

「31人から14人が選ばれたピックアップ審査も通れるかどうか分からなかったので、自分としては決勝に進めて6位という結果を頂き、上出来かなと思います」

――今回の減量はうまくいきましたか?

「いえ、全然うまくいきませんでした。2021年の東京ノービスボディビル選手権で75kg以下級を優勝できた時はかなり減量を楽に進めることができていたので、『今回も楽に進められるだろう』と舐めていましたね(笑)。全然思うように進まなかったです。昨年は全く大会に出ていなかったので、おそらくそこで減量の感覚が鈍ってしまったのかなと。やはり毎年コンスタントに出場して、感覚を養っていかないといけませんね」

――なんでも、昨年は腰の痛みで大変だったとか?

「そうなんですよ。今ではすっかり良くなっているんですけど、かれこれ5年以上悩まされていた慢性腰痛が爆発してしまって。正直『筋トレしている場合じゃねえ!』というくらいのひどい痛みでした」

――具体的にはどのような症状だったのでしょうか?

「朝は基本すぐには起き上がれなかったです(笑)。ベッドで目が覚めたら、まず寝ながらストレッチをして腰を温めて、そこからゆっくりと起き上がる、という感じでした。日中、立っているだけでも痛みを感じていたので、かなり辛かったです」

――それはトレーニングもまともにできませんね。原因はなんだったのですか?

「それが、詳しい原因は分かりませんでした。ずっとただの慢性腰痛だと思っていて、お医者さんに診てもらったところ、腰はなんともなくて、頚椎が変形していて、胸椎はヘルニアだったんです(笑)。いまだに頚椎の変形、胸椎ヘルニアと腰痛の関係性は分からないですが」

――頚椎、胸椎ともに深刻な状態だったのですね。今はすっかり良くなったとのことですが、どのようにして治っていったのですか?

「実は、一発で治ったんです。ストレッチを色々と試していたのですが、ふとジャックナイフストレッチというストレッチを思い出して、やってみたんです。基本的にハムストリングと腰部のストレッチなんですが、それを試してみたらすぐに楽になりました。そこから2、3日そのストレッチを継続したら、ほぼ完治してしまいました(笑)。あんなに悩まされていたのに、すごく不思議でしたね」

――それは、現在腰痛で苦しんでいる多くの方に役に立つ情報かもしれませんね。そのような方々に、辛い腰痛を克服した経験から伝えたいことはありますか?

「思うように動けなくて、もどかしい気持ちは痛いほど分かります。でも、そのせいでネガティブな感情になってしまったら、腰の状況もさらに悪化する可能性があります。メンタルと肉体は相互に作用し合っているので、『きっと良くなる』という希望を持って、できることをやっていって欲しいです。具体的には、まず初めに整形外科でしっかり医師の診察を受けて下さい。医師にしか見れない領域があります。医師と相談してからストレッチや鍼治療、マッサージなどを行なってほしいです」

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取材:FITNESSLOVE編集部 撮影:中島康介

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