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華奢なウエストからの丸みのあるお尻!下半身を3つの部位に分けて週3回!

松谷慈子さん7月16日に行われたJBBF東京選手権・ビキニフィットネスで引きしまったメリハリボディを魅せた松谷慈子(まつたに・なりこ/33)さん。松谷さんの武器である、薄くて細いウエストからの丸みのあるお尻と脚は過去のスポーツ経験と現在のトレーニングの努力の賜物だった。

【写真】薄くて細いウエストからの丸みのあるお尻と脚

「幼い頃に空手、水泳を10年程続け、その間並行して中高の部活もしており、スポーツが生活の一部でした。その延長線上で太らないためだけの筋トレを始めて、10年以上経ちます」という松谷さんは「大会出てみたら?」と友人からその場のノリで言った一言に心が動いたという。
「その一言で急に大会に出たい!!と思うようになり、なんとなく続けていたトレーニングをやめて、本格的に身体をつくるトレーニングを始めました」

松谷さんは朝の時間を上手に活躍して仕事とトレーニングを両立している。
「毎日3時に起きて軽い食事をして4時から2時間トレーニングをします。その後2時間勉強をして出勤します。トレーニングも勉強も仕事も、どれも私にとって大事なので、好きなことを同時進行でやっている感覚です」

松谷さんの丸みのある脚と薄いウエストは下半身を細かく分けたメニューと日常生活の意識にあった。
「トレーニングは週5〜6回です。身体とスケジュールに余裕があれば7回やる週もあります。脚を前1と後ろ2の3回に分け、背中、肩・腕、ごく稀に胸を入れます。下半身を3つに分けてトレーニングしているのでお尻を褒めてもらうことは多いのですが、先日の大会で、“薄くて細いウエストからの丸みのある外側広筋の張り出しがいいね!”と言っていただきました。私自身はまだまだだと思っていますが、特徴的な部位があるのは嬉しいです。ウエストは日常生活で常に腹圧とドローインを意識しています。外側広筋は幼い頃からスポーツしていたこともあって、発達しやすいんだと思います。競技を始める前までは、出っ張った太ももがコンプレックスでしたが今となっては武器の一つです」

「どこに効かせたいか、きちんと効いているか、腹圧は逃げてないか。この3つは必ず意識します。フォームはものすごく大事だと思います」という松谷さん。この意識は過去のトレーニングから学んだものだった。
「重量にばかりこだわり左右差や身体の癖をうまくコントロールできなくてなかなか上手くいかずに悩んだことがありました。複数のトレーナーに相談したり、YouTubeの How toを観たり、教科書通りではなく自分に合ったフォームやトレーニングを探して見直しました。トレーニングも十人十色ですね!」

フラフラでとても辛かった昨年の減量期。「今年はずっと元気でパワーも全開でした。選ぶ食材でこんなにも違うんだとびっくりしています」と語る松谷さんの減量食とは。
「基本的な食事内容はローファットです。減量、増量どちらも1日4~5回に分けています。昨年の大会終わりから1日1食必ず赤いお肉を食べるようになりました。牛、馬、鹿などいろんな種類のものからタンパク質を摂るようにしています」

トレーニングを続けたことで人と比べて悲観することなく、自分に自信が持てるようになり、努力すれば少しずつでも成長できることを実感した松谷さん。トレーニングは松谷さんのマインドを強くした。
「トレーニングや減量を乗り越えられたんだから、その他のこともできないことはない!と強いマインドを持つことができました。あと、トレーニングのおかげで普段から姿勢と身体のメリハリを褒めていただきますが単純に嬉しいです(笑)」

身体も心も強く美しく進化し続ける松谷さんに今後の目標は?。
「もちろんオールジャパンで上位に食い込み、グランドチャンピオンシップスに出場することです。素晴らしい選手が多い中、私はまだまだ改善点が多くはありますが、少しでもいい結果を残せるように頑張ります」

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取材:FITNESS LOVE編集部  撮影:中島康介 

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