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頭からつま先まで洗練されたボディラインを披露した24歳・会社員「毎日限界を超えて全力を注いで準備してきました」

国田海月さん8月4日に行われたSPORTEC CUPでハイレベルな戦いの中、準優勝を獲得した国田海月(くにだ・みづき/24)さん。昨年オールジャパンジュニア最後の年で優勝し、世界女子フィットネス選手権ビキニフィットネス、ジュニア160㎝以下級では銅メダルにも輝いた。今年はジュニアクラスを卒業した一発目のシーズン。初戦はスポルテックカップで戦うことを世界選手権が終わってからすぐに決めていた。

【写真】国田海月さんが強化したお尻と自慢のサイドポーズ

「今大会での目標は、優勝。それだけを目指して毎日限界を超えて全力を注いで準備してきました。しかし、準優勝を頂いた瞬間は、“自分の限界はもっともっと先にあった”と反省しました。色々な面でもっと練習、準備ができたんだと」

目標の大会へ史上最高のコンディションを持っていくことに苦戦したのも反省点だと感じているという。
「しかし、ビキニフィットネスを始めた頃から憧れていたスポルテックカップに出場し、準優勝をいただけたことに感謝しております。来年、必ずリベンジしようと思います」

アウトラインの美しさと柔軟性をもつ国田さんのトレーニングサイクルとは。
「週6回、1回1時間半〜2時間です。基本的には、下半身、肩、背中をメインに出来るだけ週に2回メイン部位ができるように分割します。その中に腹筋や胸郭の可動域を広げる目的で胸の日を設けてメニューを組みます。昨年から自分の長所を活かそうと下半身のトレーニングは引き続き強化して行っております。スポルテックカップでのコンディションと昨シーズンと比べて強化することが叶ったお尻のまるみとサイドポーズでのシルエットが自慢です!」

身長が149.6cmとショートクラスの中でも1、2番に小さいという国田さん。その身長を感じさせないポージングやステージングは国田さんの努力の賜物だった。
「今回のスポルテックカップは身長無差別のオーバーオールでの大会です。一番背の高い選手は176cm。いかにステージング、ポージングで自分を1ミリでも大きく魅せることができるかを常に考えて何度も研究を重ねて、練習をしております」

国田さんはスポルテックカップ1カ月前に流行り病に罹ってしまい、トレーニングはおろか歩くことも殆どなく1週間寝込んだ時期があった。その出来事を乗り越え、今では前向きに捉えている。
「この期間で無理矢理でも休養を取れましたし、今シーズン減量のkeyとなる食材を発見することができました!そこから減量が加速しましたので、今となっては自分にとって、全く無駄な時間ではなかったと感じています。スポルテックで今シーズンの初戦を終えたばかりで、これからシーズンが続いていくので本当の苦を乗り越えるのは、これからになるかなと感じています」

そんな国田さんは丸みのある筋肉はもちろん、絞りも印象的だ。食事も試行錯誤しながら今の自分に合うものを探している。
「今シーズンの減量はまだまだ自分の中でも模索しながら、進めております!まだベストコンディションに当てはめられる食材、方法を模索中です。昨年の炭水化物はカボチャが身体に合っていましたが、今シーズンはそれが異なる感覚があります」

トレーニング、食事、ポージングなどの研究を重ね、全てに全力で取り組む国田さんは今後も目標に向かって突き進む。
「9月10日に栃木県で開催されますオールジャパン・ビキニフィットネス158cm以下クラスに出場します。この大会で優勝することが、何よりも1晩の目標です!」

最後に、これから大会に挑戦する人へ努力は裏切らないことを呼びかけた。
「大会に出るまで減量やハードなトレーニングに辛くなることがあるかと思います。そんな時こそ、自分を信じて過ごしてあげてください。その努力は絶対に裏切りません!」

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取材:FITNESSLOVE編集部  撮影:中島康介 

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