「トレーニングを続けるのは難しいかもしれませんが、続けた先にまた挑戦したいという意欲が芽生えます。そして大会に挑戦することで新しい経験を積むことができる。トレーニングは本当に素晴らしいものだと思っています」
そう話してくれたのは、7月30日(日)に東京・日野市民会館で開催されたサマー・スタイル・アワード(以下、サマスタ)東京予選のスタイリッシュガイ部門でオーバーオール優勝を果たした建設業の秋田琉樹(あきた・りゅうき/21)さん。
「同じくサマスタに出場している兄の影響でトレーニングを始めました。トレーニングをすることで身体がどんどん変わっていくため、その面白さにハマり『どうせやるならボディコンテストにも出てみよう』と出場を決め、今回がデビュー戦でした」
この日、初出場とは思えない堂々としたポージングで筋肉美を披露。全身がしっかりと引き締まり、バランスの良い筋肉ボディでショートクラス(170cm以下)を制すと、勢いそのままに総合チャンピオンの座まで一気に駆け上がった。
「トレーニング面では肩や背中に注力し、ダンベルフライやチンニングで限界まで追い込みながら身体作りを行ってきました。ポージング練習もたくさん行ってきたので、ステージ上でしっかりと自分を表現できたのかな、と思っています」
自身の強みは“気持ちの強さ”だという秋田さん。「本戦で自分が行ってきたトレーニングがどこまで通用するのか試してみたかった」というチャレンジ精神も持ち、デビュー戦を華々しく飾った。
「今後はもっと別のカテゴリーでも優勝できるように、課題となっている部位を強化していきたいです。挑戦することを続けながら、身体磨きを頑張ります!」
新風を吹き込む選手がまた一人誕生し、盛り上がりを見せるサマスタ。12月に開催される最終戦の舞台を目指し、今後も各地の予選大会は白熱していくだろう。
取材:FITNESSLOVE編集部 撮影:中原義史
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