8月20日(日)のベストボディジャパン横浜大会では、激戦区ながらウーマンズクラスで6位をマークし、先日の岡山大会では見事グランプリに輝いた田中由加里(たなか・ゆかり/40)さん。横浜大会では、スラっとした立ち姿や指先まで洗練されたポージングで会場を魅了した。
――今の感想をお聞かせ下さい。
「緊張しましたが、練習通りのポージングやステージングができたのでひとまずは良かったです。6位という結果に対しては、結果は悔しいですがまだまだ成長できる可能性があると思って、これからも頑張ります!」
――普段はどんな減量食を食べられていますか?
「カロリーは1200で、鶏胸肉、玄米、きのこ、ゆで卵を弁当に入れて食べています。オフの期間は2000キロカロリーほど摂るので、減量期のカロリーは低めに設定しています。食べることが大好きなので、最初は節制がかなりしんどかったです(笑)」
――ベストボディに挑戦しようと思ったきっかけとは?
「子育てが落ち着いてきたというのが一番の理由です。実は夫も5、6年ぐらい前からベストボディに出ているんです。子供から、『なんでママは出ないの?』と言われ、じゃあ出てみようと(笑)」
――田中さんのステージング、特にウォーキングは優雅で、目を引くものがありました。
「4歳から35年間、今でも継続してクラシックバレエを習っているので、細かい手先の流し方や歩き方などはそこで培われたと思います。昔から舞台に立つことが好きで、趣味なんです。このベストボディも、大人の趣味として楽しんでいます」
――それだけクラシックバレエのご経験があれば、舞台で緊張することもないのでは?
「いえ、しっかり緊張はしています(笑)。緊張半分、楽しみ半分という感じですかね。緊張は確かにしますが、その緊張すら楽しもうと思って競技に取り組んでます。40歳にもなると、日常で緊張するタイミングなんてほぼないので、それが新鮮でいいのかも(笑)」
――最後に、これからボディコンテストを目指す方に何かメッセージはございますか。
「迷っているなら、思い切って1回出てみた方がいいと思います。皆さん口を揃えて『出てよかった』と仰っていました。出てみると意外と楽しいと感じれると思うので、迷っている方は思い切ってチャレンジです!」
取材:FITNESSLOVE編集部 撮影:中原義史