デッドリフト中に意識を失って倒れてしまったトレーニーの動画を見たことはないだろうか。そんなことはめったにないと思うかもしれないが、実際、こういうケースは決して少なくはない。なぜこのような事故が起こるのか。それは、デッドリフトの際に呼吸を止めてしまうからだ。
文:Sarah Chadwell, NASM-CPT
翻訳:ゴンズプロダクション
呼吸を止めてはいけない
呼吸は決して止めてはならない。呼吸を続けることはデッドリフトに限らずあらゆる種目で「必須」の要素である。デッドリフトに関して言うなら、呼吸を続けることで出力レベルを高め、特にウエイトを持ち上げるときに重要になってくる。軽い重量でフォームをマスターしている段階から、必ず一定のリズムで呼吸を続けることを意識しよう。軽い重量で正しい動作を意識しながら、呼吸を続けるように習慣づけることで、使用重量が重くなっても息を止めることはなくなるはずだ。
デッドリフトでの呼吸における注意事項
どうしても呼吸を止めてしまいがちだという人は、軽い重量でのデッドリフトをやりながら以下の事柄に注意してみよう。
●動作を開始する前に大きく深呼吸して、意識してたくさんの息を吸い込む。
●動作を開始し、ウエイトが全可動域の4分の1の高さにくるまでは息を止めておく。
●その後、トップポジションまでバーを引き上げながら少しずつ息を吐き続ける。
●トップでは残っている息を全部吐き切る。
●ウエイトを下ろし始める前にトップポジションでまずは息を大きく吸い、吐きながらウエイトを下ろしていく。
●これをレップごとに繰り返して習慣づけるようにしよう。
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