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細いウエストからお尻にかけての美しいラインを作り上げ、37歳女性がグランプリ獲得!

小川裕加さん8月13日(日)、NEW PIER HALLにてベストボディジャパン主催の『モデルジャパン2023東京大会』が開催され、小川裕加(おがわ・ゆか/37)さんがミス・モデルジャパン部門、レディースクラスで見事グランプリに輝いた。ウエストがくびれている細い身体が求められるモデルジャパン部門。細身で全身バランスの取れた身体づくりが重要となるこのカテゴリーで見事グランプリに輝いた小川選手の強さの秘訣に迫る。

【写真】小川裕加さんのウエストからお尻にかけたメリハリあるライン

トレーニングを始めたきっかけはダイエット目的だったという小川さん。自分を変えたいという強い想いに背中を押され、コンテスト出場でグランプリ獲得という実績を得られるまでに彼女を成長させたきっかけを伺った。

「トレーニングは、当時の体重が人生最高体重となり、ファッションでもゴムのスカートを選ぶようになった自分を変えたいという想いで始めました。3カ月でダイエットに成功したのをきっかけに継続して身体を動かすようになったのですが、長く続けていると時々何のためにやっているか分からなくなる時があったんです。でも、20代で薬剤師国家試験に合格した時の経験から”また大きな目標に向かって頑張るのもいいかも。辛い経験の先にある達成感を味わいたい”という思いが高まりコンテスト出場を目指すようになりました」

今シーズンがコンテスト初挑戦にも関わらず、すでに2度のグランプリを獲得している小川さん。圧倒的な強さを持つ彼女だが、毎回会場の空気に呑まれ動揺してしまうメンタルを課題としていた。それでもなお、勝利を収める小川さんの強みは、ウエストからお尻にかけたメリハリのあるラインだ。

メンタル面ではまだまだ課題があり、予選はとても緊張してしまったのですが、決勝では気持ちを切り替えて臨むことができました。普段のトレーニングではお尻を一番強化しています。トレーニング頻度を上げているのはもちろんですが、高重量を扱ったり、お尻の中でも部位別に丁寧に鍛えることを意識しているんです。ウエストは細く絞りつつも、ボリュームのある綺麗なお尻をキープできるよう、気を付けています

今大会も見事グランプリに輝いた小川さんだが、ここまでの道のりは決して楽なものではなかった。そんな彼女のモチベーションは、いつも支えてくれる人たちへの強い想いだ。

「辛い時もありましたが、いつも応援してくれる友人やトレーニングのサポートをしてくださっているトレーナーさんの喜ぶ姿を想像したり、恩返しをしたいという気持ちでなんとか乗り越えることができました。また、私の姿を見て”頑張ろうと思えた”と伝えてくれる友人もいて、周りに少しでも良い影響を与えられていることが本当に嬉しいんです。いつも支えてくれる方々には感謝してもしきれません」

11月には日本大会を控える小川さん。力強い言葉で今後の意気込みを語ってくれた。

大舞台である日本大会ではもちろんトップを目指します!もっと自信をつけて日本一になれるよう、走り続けます

初シーズンとは思えない仕上がりを見せている小川さん。着々と自信をつけていく彼女の成長は止まらない。

次ページ:小川裕加さんのウエストからお尻にかけたメリハリあるライン

取材:池田光咲 撮影:田中郁衣

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