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小6でベンチプレス100kg!?ジュニアを制した22歳の超バルク派ボディビルダー

榎田大人選手「小学6年生でベンチプレス100kg挙げた」。そんなぶっ飛んだエピソードを持つ榎田大人(えのきだ・ひろと/22)選手が、ジュニアボディビルの頂点に立った。前年の同大会では、昨年の日本選手権でファイナリスト入りを果たした新星・杉中一輝選手に敗れ70kg超級で2位に終わったが、今回はより完成度を上げた身体をひっさげて見事同階級を制し、さらには70kg以下級の優勝者との一騎打ちであるオーバーオール戦でも勝利した。

【写真】23歳以下日本一・榎田選手の丸々と隆起した筋肉

――今回はどのように減量を進められましたか?

「カロリーは2000~2600kcalほどで、カーボサイクルで減量を行いました。山岸秀匡さんにコーチに就いて頂いてるので、毎週身体の写真と体重の変動などを送って食事内容をアップデートしながら減量してます。

――その中で、榎田選手が考える減量のコツを教えて下さい。

「摂取カロリーを減らし過ぎないこととトレーニング強度を維持し続けることが大事だと思います。ボディビルは特にバルクが大事なカテゴリーなので、まずは筋肉を落とさないことを考えて、その上で絞るためのギリギリのカロリーを探していくと良いと思います」

――今年、最も強化した部位はございますか?

「上半身で、特に胸です。昨年、脚は比較的強かったのですが、上半身のサイズ感がなくバランスが良くなかったので、今年は上半身のサイズを上げるようにやってきました」

――大胸筋を強化する際、最もこだわった種目はございますか?

「インクラインのダンベルフライです。胸に効くという感覚が今まであまりなく、肩に入ってしまいがちだったのですが、プレス系よりも感覚を意識しやすいフライ系で重量を伸ばしていくようにトレーニングしてきました」

――妹の夢叶さんも同大会でビキニフィットネス6位入賞を果たされました。兄妹でご活躍されたことについての感想は?

「妹は今年、宮崎の大会で優勝して、その後日本ジュニアに挑戦したことで意識が県大会レベルからステップアップして全国の舞台に照準が合ってきたのかなと思います。これから兄妹で全国、世界で活躍できるように頑張りたいです」

――兄妹揃って世界に羽ばたくことが目標だと。最後に、榎田選手の今後の目標とは?

「日本選手権での優勝を目標に、さらなるサイズアップとコンディション面の進化を、一年かけて準備していきます!」

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

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