9月9日(土)に行われた、オールジャパンマスターズフィットネスチャンピオンシップス・ボディフィットネス35歳以上160cm超級で優勝、9月10日(日)オールジャパンフィットネスチャンピオンシップス・ボディフィットネス163cm超級で2位を獲得した安田千秋(やすだ・ちあき/38)選手。
8月のスポルテックカップ・ボディフィットネスで2位、アジア選手権・ボディフィットネス35~39歳級、158㎝以上級、オーバーオールで優勝という成績を残した安田選手が、今大会に向けて強化したこととは?
「ポージングをなめらかにできるように練習しました。スポルテックカップのポージングを振り返ってひどいなと思って……。正直今も上手くできている自信はありませんが、去年よりこまめにスタジオを借りて練習するようにしました」
安田選手は今年4月に兵庫県パワーリフティング選手権大会・63㎏級ノーギアで見事優勝を飾っている。パワーリフティング種目のスクワット、デッドリフト、ベンチプレスの全ての重量が伸び、ボディメイクのセット重量も伸びたという。減量中は重量を落とさないことを意識してトレーニングをしていた。
「私はまず扱う重量を重視した上で、効かせにいくトレーニングをしています。また、フリーウエイト系のトレーニングをしていると減量中に筋肉が落ちにくくなるような気がするので継続的に取り組んでいます」
安田選手の筋密度の高い背中、肩、脚の筋肉は重量重視のトレーニングによって培われているといえるだろう。
最後に今後の目標を伺った。
「(10月8日に開催される)グランドチャンピオンシップスは、いいコンディションで出られるように身体を労わりつつ調整を頑張りたいです」
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介