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更年期障害と闘いながらも圧巻の筋肉美をつくりあげ、日本大会5連覇を果たす!優勝のカギはヨガにあり!?

長瀬陽子選手9月9日(土)に行なわれたオールジャパンマスターズフィットネスチャンピオンシップス・ビキニフィットネス45歳以上160cm超級で審査員全員が1位票をつけ、圧巻の優勝を果たした長瀬陽子(ながせ・ようこ/46)選手。今回の優勝でオールジャパン5連覇、オーバーオールでは2年連続で安井友梨選手に次ぐ2位を獲得した。

【写真】長瀬陽子選手の丸いお尻と引き締まった全身

長瀬選手がステージに登場すると、長瀬選手が指導するポージングレッスンの生徒たちからのコールが飛び交っていた。

今年はヨガで減量が進んでいることをご自身のSNSで公開していた長瀬選手。その効果は減量だけでなく、精神面にも効果的だったという。
「46歳なんですけど、更年期障害が始まったんですよ。とっても減量やトレーニングが精神的に辛いときがあって……。その時にアシュタンガヨガに出合って、集中するとか、自分の日頃の辛いことや体調が悪いこととかを忘れて、ヨガにフォーカスする時間、それを週に一時間半。結構ハードな所に通っていたんですけれども、本当にあれがなかったら、いろんなことができなかったです。女性の体調って45歳ぐらいから変わるんです。30歳半ばから始めて、全然順調でそういう順調な体質だと思っていました。45歳になって体調が変わって、その時に出会ったのがヨガなんです。ヨガをすることによって、食事も変えました。とにかくカロリーじゃなくて、身体の循環を良くするものしか食べない。一年間でそういったことに注力しました」

長瀬選手のご主人が栄養バランスの良い夕食を用意するなど、夫婦で支え合ったからこその優勝だと語る。

「夫婦仲も大事でした。今まで競技のことを話したことがなかったのですが、2019年に子宮頸がんを経験して、子どもを産めなくなって、そこからは夫婦2人で残りの人生を一緒に生きていくと決めました。私には競技しかないし、今は更年期でつらい。夫婦でもヨガに行っていますし、この大会が全部終わったらバリ島にヨガ旅行に行きます。30代では平気でしたが、40代に入ったら家族なしではできなくなりました。一人では勝てないです」

IFBB世界マスターズ選手権では、これまで2回3位を獲っている長瀬選手。次に目指すは1位。
「世界選手権で2回、3位を獲っているのですが、1位を獲りたいです。1位と3位は違うんです。頑張ります!」

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取材:FITNESS LOVE編集部  撮影:中島康介 

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