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白肌に映えるビキニ姿で満点グランプリを獲得!体脂肪率35%からボディメイク

杉山友梨さん大会出場歴初年、2つの出場大会をともに満点でのグランプリ獲得。恐るべき新人の出現に会場から盛大な拍手が送られた。白肌に映えるオレンジの衣装に合わせ、ゴールドを選んだというヒールと美しく絞られた美脚の堂々たるウォーキングで、杉山友梨(すぎやま・ゆり/34)さんが、『ベストボディ・ジャパン2023静岡大会』ミス・ベストボディ部門レディースクラス(30〜39歳)の壇上のトップに立った。

【写真】杉山友梨さんの白肌に映えるオレンジのビキニ姿

「1年前から、この静岡に向けてやってきました。絶対に地元でグランプリを獲りたかったので嬉しいです」

インタビューに安堵の声をもらした杉山さんは、3年前に35%の体脂肪率からボディメイクを始めた。美容目的であったトレーニングや減量が「大会出場」に変わったのは、漫然としたトレーニングで目標を見失っていたころ、以前に観覧したベストボディ・ジャパンを思い出して、挑戦してみようと決意したのだという。

「元々太った体型からの挑戦でしたし、何もかもが初めてなのでとにかく緊張しました。なので、とにかく練習を重ねて、出来うる限りの努力をしてきました」

ウォーキングは芯を持つために反復した正確な動きを、ポージングもどんなにあがっても出来るよう、メインポーズはシンプルな構成にしたという。気分や雰囲気に合わせたアドリブも、複数のレパートリーを予め用意していたという入念さだ。

「一番大変だったのは減量で、大好きなパンや麺類など小麦を一切断ちました。同時に、特に脚のトレーニングで変な風に筋肉がつかないよう、お尻やハムストリングをメインに鍛えたほか、ストレッチやヨガポールでの整えも欠かさないようにしました」

念願の地で優勝を勝ち取った杉山さんの次の目標は、全国から入賞者が集う日本大会だ。

「課題になってくるのはまず体型の維持、あとは肌感の向上ですね。でも一番は、この優勝に気を抜かず、メンタルをいかに保ち続けられるかだと思っています」

「2大会の表現力やポージングをすべて見直して改善を繰り返し、徹底的に練習に没頭して、自分の力を出し切ったと日本大会で思えるまでやりきろうと思います」

静かながら情熱的な決意を語った杉山さん。歴戦の猛者たちをかきわけ大会一年目の挑戦で頂上をとるか。固唾を飲む一戦が、もうすぐ幕を開けようとしている。

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取材:にしかわ花 撮影:上村倫代

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佐藤奈々子選手
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