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ベビーフェイスとエグい背中のギャップで魅せた看護師が2冠達成!「背中は好きな部位です」

鎌谷十朱さんベビーフェイスの柔らかな印象が、バックポーズで一変した。先日、愛知県一宮市で催された「サマー・スタイル・アワード(以下、サマスタ)東海帝王&東海帝王ROOKIE CHALLENGE CUP」にてROOKIEベティ部門、ベティ部門と二冠を制し、プロカードを手にした鎌谷十朱(かまたに・とあけ/24)さん。細部まで見事なカットの入った背筋に、会場から「背中エグい!」「やばすぎる」と喝采が起こった。

【写真】鎌谷十朱さんの見事なカットの入った背筋

「正直、実感がないです。本当はビキニだけで出ようと思っていたのですが、2週間前のセミナーで『絶対にベティにもエントリーしたほうがいい』と言われ、急遽参加を決めました。結果が出たときは、嬉しすぎてガッツポーズが出る寸前でした」

鎌谷さんは今年が初の大会挑戦でありながら、8月26日に行われた「マッスルゲート神戸大会」でもビキニフィットネス一般の部で2位となっている。また、今大会もROOKIEベティ部門、ベティ部門だけでなく、ROOKIEビキニモデル部門2位、ビキニモデル部門ショートクラス(161cm未満)3位という戦績を残した。

「マッチョが好きで、YouTubeでもトレーニングチャンネルをずっと観ていて、学生のころから大会には憧れていましたが、金銭的・時間的余裕でずっと足踏みしていたところを、やっと社会人3年目になって出られました」

「褒めていただいた背中は私も好きな部位で、5、6種目をやりこみ、トレーニング自体もほぼ毎日します。看護師をしているので時間のやりくりは大変ですが、体力には自信があります。今回の4カテゴリー同時出場も、日頃の体力の賜物かなと思います(笑)」

大会に臨むために力を入れたこととして、ポージングやウォーキングは、コーチからの「身体のアウトラインがいいから、余分な動きを減らしてシンプルに形を長く見せて評価を受けた方がいい」というアドバイスと、ムービングの不得手やふらつきを見せないようにすることを工夫したと語った。また、減量期を5カ月と長く設けることで、着実に身体を変化させることに専念したという。

「5カ月で9kgを落としたので、どんどん変わっていく自分がモチベーションになりました。また、ジムで仲のいい選手と頻繁に合トレをして、お互いに切磋琢磨し合えてきたのも大会を頑張ろうと思い続けられた理由ですね」

今後の活動に関しては未定だというが、ボディメイクへの情熱はまだあるようだ。

「この東海帝王が目標のラストだったので、今は力が抜けて考える余力がないというのと、出場前は断っていた友だちからの食事の誘いにも行きたいので(笑)。でも、もし今後また大会に出るなら、下半身の強化と絞りをもっとグレードアップしていきたいですね」

長年の憧れを最高のかたちで叶えた鎌谷さん。かつての憧憬の場所に自身が立ち、祝福される側になるという経験は、どんな選択をしても今後の人生でも必ず活きてくるであろう。

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取材:にしかわ花 撮影:上村倫代

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